2018年8月、日本市場から姿を消したホンダのミドルクラスSUV新型CRV/CR-Vが大きく進化を遂げて、日本市場に帰ってきました。
2年半ぶりに復活を果たした新型モデルの注目ポイントの一つが、2.0リットルエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車を新たにラインナップに加えた事です。
そんなホンダの新型SUVのハイブリッド車で気になった事が…。
それは、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンや停電時に重宝をする150V/1500Wのコンセントが装着されているかという事です。
2018年8月にフルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vでは、150V/1500Wのアクセサリーコンセントは、用意されていたのでしょうか?
先日、この新型モデルを試乗した際、150V/1500Wのコンセントが装着されているのかどうか確認してきたので、紹介したいと思います。
新型CRV/CR-Vにコンセントは付いているか徹底チェック
2018年8月にフルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのハイブリッド車の内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
■新型CRV/CR-Vの内装・インテリア
この新型モデルには、センターコンソールボックス内とセンターコンソールの後方に携帯やスマホを充電するのに便利なUSBソケットは用意されていました。
■新型CRV/CR-VのUSBポート
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しかし、残念ながら、停電した時など災害時に重宝をするアクセサリーコンセントは、用意されておりませんでした。
ちょっとコレは残念ですよね。
また、ディーラーさんに、「アクセサリーコンセントは、メーカーオプション/ディーラーオプションでも用意されていないんですか?」と確認してみたのですが、オプションでも用意されていないそうです。
なので、キャンプやバーベキューをする際など、コンセントを使いたかったら、アクセサリーソケットに差し込んで使用をする”コンバーター(インバーター)”を使用するのが、一番手っ取り早い方法なのかなと思いました。
ちなみに、同じホンダから発売されている人気ミニバンの新型ステップワゴン(STEPWGN)のハイブリッド車では、メーカーオプションでアクセサリーコンセントを用意しています。
■新型ステップワゴン ハイブリッドのアクセサリーコンセント
なので、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのハイブリッド車でも、標準装備は難しくても、メーカーオプションとして用意はしていると思ったのですが…。
装着する事ができる技術力がありながら、メーカーオプションでも、アクセサリーコンセントを用意していないホンダの姿勢には、かなりガッカリしました。
競合車・ライバル車のコンセント事情はどうなっている!?
このように今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vでは、アクセサリーコンセントが用意されていませんでしたが、競合車・ライバル車のコンセント事情は、どうなっているのでしょうか?
外部の電源から充電した電池によって走る事ができる三菱のプラグインSUV”アウトランダーPHEV”やトヨタの高級SUVのハリアー ハイブリッド車では、メーカーオプションで家電に使用をする事ができる150V/1500Wのアクセサリーコンセントを装着する事ができます。
また、日産の人気ミドルクラスSUV新型エクストレイル(X-TRAIL)では、使える家電はちょっと少なくなってしまいますが、100Wまで対応のアクセサリーコンセントがオプションで用意されているとの事。
この事を考えると、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vが、一番不便な感じが…。
400万円オーバーの車体本体価格の事を考えると、色々な場面で役に立つアクセサリーコンセントは、標準装備して貰いたかったなと言うのが、正直な感想です。
2018年8月にフルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vにアクセサリーコンセントが用意されているのか確認したところ、このようになっていました。
車体を確認したり、ディーラーさんに確認したりしてみたのですが、今回新発売された新型モデルでは、残念ながらアクセサリーコンセントは用意されていませんでした。
ガソリン車にアクセサリーコンセントが用意されていないのは仕方ないかもしれませんが、せめてハイブリッド車にはオプションで用意ので用意して貰いたかった感じが…。また、装着できるのなら、今すぐにでもアクセサリーコンセントを装着して貰いたかったです。
ここら辺が、圧倒的な売れ行きを誇るトヨタの新型ハリアー(Harrier)と販売台数で苦戦をしているホンダの新型CRV/CR-Vの違いなのかもしれませんね。