トヨタから新しいハイブリッド車新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)が
2017年1月に新発売されましたね。
アクアと同じハイブリッドシステムを搭載しているこの新型ハイブリッド車ですが、
後部座席の広さや居住性がこのクルマの魅力です。
そんなヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の後部座席の居住性や座り心地は、
どうだったのでしょうか?
先日、このクルマを試乗した時に後部座席の座り心地、快適性や居住性について
確認してきたので、紹介したいと思います
新型ヴィッツ ハイブリッドの後部座席レビュー
今回ネッツトヨタから新発売されたヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の
後部座席は、このようなデザインになっています。
私も試乗した際に後部座席に座ってみたのですが、頭上空間も足元空間も
競合車・ライバル車と比較して確かに広く、居住性に優れているように感じました。
私の身長は約175cmあるのですが、頭のてっぺんから頭上まで拳を縦にして、
半個分くらいの余裕が…。
また、足元空間も足を組める広さはないものの、シートバックに膝がぶつかる事が
ないくらいの余裕があり、とっても快適。また、フロントシートの下の空間も広く
つま先をスッポリと収まるのも好印象でした。
この後部座席の頭上空間&足元空間の広さは、競合車・ライバル車の一つでもある
トヨタのアクア(AQUA)には無いヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の魅力の
一つなのかなと思いました。
居住性や良いが座り心地はイマイチ!?
このように居住性に優れているヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の
後部座席ですが、座り心地はイマイチ…。
まず私が試乗をして気になったのは、サポート力の悪さ…。
このクルマの後部座席は座面も背もたれもこのようにフラットになっているので、
サポート力がありません。
ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)はコンパクトカーの中でも比較的背が高く
カーブを曲がった時に左右に大きく振られます。
なので、このクルマの後部座席に座っていると、カーブをした際、
左右に大きく振られてしまいます。また、このように座面や背もたれが
フラットになっているので、お尻や背中のフィット感もあまり良くありません。
このフィット感がなく、また、サポート力が乏しいヴィッツ ハイブリッドの
後部座席の座り心地は、少々残念でした。
後部座席のリクライニング機能の装備も無し
また、ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の後部座席に座ってみて
残念に感じたのは、リクライニング機能やスライド機能が装備されていなかった事。
このように見るとわかると思いますが、この新型モデルの背もたれは
若干角度が付いていて座りやすいように工夫がされています。
ただ、長時間ドライブの事を考えると後部座席のリクライニング機能は
装備してもらいたかったです。
ちなみに、このクルマの競合車・ライバル車の一つでもあるホンダのコンパクトカー
フィット3ハイブリッドですが、角度はわずかではありますが、リクライニング機能が
装備されています。
この点も少々残念でした。
2017年1月にマイナーチェンジをして新発売されたヴィッツ ハイブリッドの
後部座席を確認したところ、居住性や快適性はこのようになっていました。
このクルマの居住性はホンダのフィット3ハイブリッドより若干劣るものの、
アクア(AQUA)やノートe-POWERなど競合車・ライバル車と比較すると十分な
広さを確保しています。
ただ、座り心地に関しては、イマイチ…。
ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の後部座席に座ってみて、この点は少々残念でした。
もしこれからこのクルマを試乗される方は、後部座席の居住性だけではなく、
座り心地や快適性についてもしっかりと確認してみてくださいね。