トヨタ新型ヴィッツとパッソの試乗比較【乗り心地が全く異なる?】

トヨタから発売されているコンパクトカーのヴィッツ(Vitz)とパッソ(Passo)。

2016年にパッソ(Passo)がフルモデルチェンジを、そして、2017年1月には
ネッツトヨタのヴィッツ(Vitz)がマイナーチェンジをして新発売されました。

同じコンパクトカーサイズのこの2台のモデルですが、ヴィッツ(Vitz)は
トヨタで開発されたクルマ、そして、パッソ(PASSO)はダイハツで
開発されたクルマなので、乗り心地が全く異なります。

そんな2台の乗り心地やドライブフィーリングの違いを紹介したいと思います。

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ヴィッツとパッソの違い1:乗り心地

今回マイナーチェンジをして新発売されたヴィッツ(Vitz)とパッソを
試乗してみて感じた一番の違いは、乗り心地。

ヴィッツは足回りがしっとりとしていて、フラットな乗り心地。

固くもなく柔らかくもなく丁度良い乗り心地になっているので、
運転をしていてとても快適でした。

カーブを曲がる時の腰砕け感やロール感が若干気になるものの
しっかりとスピードを落として曲がれば、まったく気にならないレベル…。

一方、ダイハツが開発したパッソ(PASSP)の乗り心地は、
ヴィッツ(Vitz)と比較すると、固めの乗り心地。

私が試乗をしたコースはキレイに舗装されたアスファルト道路でヴィッツを
試乗した時はコツコツとした路面の小さな凹凸を拾う事はなかったのですが、
このパッソ(PASSO)では、コツコツ感を感じる硬めの乗り心地。

私は比較的スポーティーな固めの乗り心地が好みなのですが、このクルマの
固さはちょっと行きすぎな感じが…あまり快適な乗り心地とは感じませんでした。

また、デコボコ道を乗り越えた時にガツガツ、ドコドコと下からの突き上げが
ダイレクトに伝わって、運転をしていて「イタイっ」と、感じるレベル。
この乗り心地の悪さは、正直デメリット・欠点だと思いました。

乗り心地の好みは人によって異なりますが、個人的には
ダイハツで開発されたパッソ(PASSO)よりも今回マイナーチェンジをして
新発売されたヴィッツ(Vitz)の方が良いように感じました。

ヴィッツとパッソの違い1:ステアリングフィール

また、今回新発売されたヴィッツ(Vitz)とパッソ(PASSO)は、
ハンドル・ステアリングのフィーリングも異なります。

ハンドル・ステアリングのフィーリングが良いのもヴィッツ(Vitz)の方。

ダイハツで開発されたパッソ(PASSO)はハンドルフィーリング軽く、
スカスカとしていておもちゃのハンドルを握っている感じ。

ハンドルから手ごたえを感じないので、ハンドルを切るとクルマの
ボディがスッと曲がるような感覚は、ありません。

また、ハンドルの遊びも大きく左右に軽くハンドルを振るくらいでは、
クルマはビクともしません。なので、細かいハンドルの微調整は苦手な感じ…。

一方、今回マイナーチェンジをして新発売されたヴィッツ(Vitz)は、
適度な重さがあるハンドルフィーリングを実現

ハンドルから適度な反動&重さを感じるので、直進をしている時の微調整も
とってもラク。

私の妻はこのヴィッツのハンドルはちょっと重たくて操作がしにくいと
言っていましたが、個人的にはヴィッツ(Vitz)のハンドル・ステアリング
フィールの方が好みでした。

今回新発売されたヴィッツ(Vitz)とパッソ(PASSO)のそれぞれの乗り心地は、
このようになっていました。

開発しているメーカーが違う事もあり、この2台のモデルは乗り心地などが
全く異なりました。

また、乗り心地だけではなくハンドルフィーリングも異なるので、
もしどちらのクルマを購入しようか迷っているのなら、ぜひとも両方の
クルマを試乗をして違いを実感してみてくださいね。

おそらくあなたでも乗り心地の違いをスグに実感できると思いますよ。

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