ネッツトヨタから発売されている人気コンパクトカーのヴィッツ(Vitz)が
マイナーチェンジを行いましたが、新モデルとしてハイブリッド車がデビュー
しまいしたね。
今回新発売されたこの新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)は、
1.5リットルエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。
ただ、この新型モデルで搭載されているハイブリッドシステムは、
トヨタから発売されている人気ハイブリッド車アクア(AQUA)と同じと言う事で
どちらのモデルを購入しようか迷っている人もいるようです。
そこで今回新発売された新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)と競合車・
ライバル車のアクア(AQUA)を比較して、この新型ハイブリッド車の方が良いと
思った部分を紹介したいと思います。
ヴィッツHVの魅力&メリット1:乗り心地
今回新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)を試乗してみて良いと思ったのが、乗り心地。
私はこの新型ハイブリッド車とアクア(AQUA)を乗り比べさせて貰ったのですが、
乗り心地が全く違いました。
車高と着座位置が低いアクア(AQUA)は、スポーティー志向になっており、
ちょっと固めの乗り心地。
私のように固めの乗り心地が好きな人でも「ちょっと固すぎるかも!?」と、
思うくらい引き締まった乗り心地になっています。
一方、今回マイナーチェンジをして新発売された新型ヴィッツ ハイブリッドは、
アクア(AQUA)よりも柔らかい乗り心地。良くも悪くもファミリーカーの
乗り心地といった感じです。
カーブを曲がった時のロール感は大きいものの、路面の小さなデコボコを
拾わないフラットな乗り味になっており、アクア(AQUA)よりも万人受けするような
乗り味に…。
私の妻も一緒にこの2台のモデルを乗り比べをしたのですが、
「絶対新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の方が乗り心地が良い!」と、
言っていました。
もしアクア(AQUA)を試乗して乗り心地の方さが気になった方は、今回新発売された
新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の方が良いのかなと思いました。
ヴィッツHVの魅力&メリット2:収納力
また、今回新発売された新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)と競合車・
ライバル車のアクアを比較してみて、このクルマの方が良いなと思った
2つ目の理由は、収納スペースの使い勝手。
この2台を比較した際、収納スペースの数自体はそれ程大きく違いは
なさそうでしたが、使い勝手は新型ヴィッツ ハイブリッドの方が良いと思いました。
特に違いを感じたのは、助手席側の収納スペースの違い。
今回マイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルでは、
助手席側のインパネ上段部分がこのように収納スペースになっており、
ボックス型のティッシュなどを置いておくことができます。
これは便利そうですよね。
このような収納スペースは、競合車・ライバル車の一つでもあるアクア(AQUA)では、
用意されていません。
実際にこの2台のモデルを見比べてみると、新型ヴィッツ ハイブリッドの方が
収納スペースの使い勝手は良いように感じました。
ヴィッツHVの魅力&メリット3:居住性
新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)と競合車・ライバル車のアクアの
一番の違いと言えば、後部座席の居住性。
アクア(AQUA)は燃費性能を優先したために車高が低く、後部座席に
座ると頭上空間(ヘッドクリアランス)は、かなり狭くなっています。
■アクアの後部座席
身長が160cmない私の妻がこのクルマの後部座席に座っても、
「狭く感じるから、あまり快適ではない…」と言うくらい頭上空間は狭いです。
また、足元空間(ニークリアランス)も狭いため、アクアの後部座席に座ると
窮屈感や圧迫感を感じます。
一方、今回マイナーチェンジをして新発売された新型ヴィッツ ハイブリッドは、
アクア(AQUA)と比較すると頭上空間が一回り広くなっています。
■ヴィッツ ハイブリッドの後部座席
私の妻がこのクルマの後部座席に乗ると、拳半個分以上余裕があるため
頭が天井に触れる事がないため、とっても快適だったとの事…。
妻曰く、「後部座席に子供を乗せる機会が多い方は、
アクア(AQUA)よりも新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の方が良い。」とのこと。
最近あまり人気のない新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)ですが、
コンパクトカーの中でも特に優れている居住性は、このクルマの
魅力&メリットの一つかなと思いました。
人気ハイブリッド車のアクア(AQUA)と比較して、今回新発売された
新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)は、このような魅力&メリットがありました。
このクルマを実際に試乗をして良いと思ったのは、乗り心地の良さ。
路面の細かいコツコツ感を拾わずに、なお且つ、必要な路面情報はハンドルから
伝わってわかる適度な重さのあるステアリングフィールは好印象でした。
この2台のクルマは同じハイブリッドシステムを使用していますが、
乗り心地や走破性、居心地の良さは全く異なります。
個人的には、アクア(AQUA)よりも新型ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の方が
良い印象を持ちました。