2018年8月、ホンダのミドルクラスSUV新型CRV/CR-Vが大きく進化を遂げて、日本市場に復活を果たしました。
今回新発売された新型モデルは、競合車・ライバル車よりも車体本体価格は高めの設定になっていますが、その分、ナビや大型サンルーフ、ルーフレールなど機能や装備が充実しているのが、魅力の一つです。
また、最新の安全装備システム”ホンダセンシング(Honda Sensing)”が全グレード標準装備されており、安全面も抜かりはありません。
そんな新型CR-V/CRVですが、真上から見ているような俯瞰した視線でクルマの位置や周囲の状況を確認する事ができる”アラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)”は、用意されているのでしょうか？
先日、この新型モデルを試乗した際、”アラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)”が装備されているのか確認してきたので、紹介したいと思います。
新型CRV/CR-Vにアラウンドビューモニターは装備されている？機能や装備を徹底検証
2018年8月にフルモデルチェンジをして新発売された新型CR-V/CRVに”アラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)”が標準装備されているのか、ディーラーさんに確認をしてみたのですが…
残念ながら、”アラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)”は、標準装備されていないとの事でした。
また、この”アラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)”は、オプションとしても用意していないとの事でした。
ちょっとコレは残念ですよね。
競合車・ライバル車の一つでもある日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)では、当たり前のようにアラウンドビューモニターが用意されているのに…
■新型エクストレイルのアラウンドビューモニター
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CR-V/CRVは、先代モデルよりもボディサイズが70mmも拡大されたため、バックや駐車はしにくくなっています。(特に視界を遮る障害物が多い3列シート仕様は…)
■新型CRV/CRVのボディサイズ
(カッコ内の数値は先代モデルとの比較)
全長：4,605mm (+70mm)
全幅：1,855mm (+35mm)
全高：1,680mm (-5mm)
私も先日、この新型モデルを試乗した際、駐車やバックのしやすさを確認したのですが、ボディサイズが大きい事もあり、駐車はちょっとしにくいなと感じました。
しかも、今回新発売された新型CR-V/CRVは、全幅が競合車・ライバル車よりも大きい事もあり、駐車した際、左右のどちらかに寄ってしまうと、ドアを開閉するスペースが狭くなり、乗り降りはしにくくなります。
だからこそ、真上からの視点で「しっかりと駐車場の枠内に収まっているか？」「左右のどちらかに寄り過ぎていないか？」を一目で確認できるアラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)は、用意して欲しかったのですが…。
ちなみに、ホンダの人気ミニバン”新型ステップワゴン(STEPWGN)”では、オプションでアラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)が用意されていました。
■新型ステップワゴンのアラウンドビューモニター
新型ステップワゴン(STEPWGN)に用意するのなら、ボディサイズが大きい新型CR-V/CRVでも用意しても良かったような…。クルマ後方の車両感覚は、新型ステップワゴン(STEPWGN)よりも新型CR-V/CRVの方が明らかに悪いので…。
車内に開放感を与えてくれる大型サンルーフを標準装備するのも良いですが、個人的には、大型のサンルーフよりも実用性の高いアラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)の方を標準装備にして貰いたかったです。
2018年8月にフルモデルチェンジをして新発売された新型CR-V/CRVは、ご覧いただいた通り、駐車やバックをラクにしてくれるアラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)は用意されていませんでした。
ちょっとコレは残念ですよね。
日本の狭い駐車場事情の事を考えると、アラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)は、用意して貰いたかったのですが…。
ただ、ディーラーさんの話によると、「この新型モデルにアラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)は付けれるの？」と言う質問や問い合わせは多いようです。
なので、今度のマイナーチェンジのタイミングで、アラウンドビューモニター(マルチビューカメラシステム)が装着されるかもしれませんね。
…と言うか、オプションでも良いので、用意してくれる事を切に願います！
