8年振りにフルモデルチェンジをして新発売されたホンダのコンパクト
ミニバンの新型フリード(Freed)ですが、売れ行きはかなり好調のようですね。
ちなみに、今回はガソリン車とハイブリッド車の2つのパワートレインを
良いしていますが、ディーラーさんの話によると、若干ですがハイブリッド車の
方が人気が高くなっているようです。
そんな新型フリード(Freed)を先日試乗してきたのですが、競合車・
ライバル車の新型シエンタ(SIENTA)よりも良いと思ったのが、クルーズコントロール。
前走車との車間距離を認識して、自分のクルマのスピードも調整する
自動追従型機能を備えているのが、好印象でした。
この新型モデルに装備されているクルーズコントロールですが、
対応速度はどのくらいなのかディーラーさんに確認してきたので紹介いたします。
新型フリードのクルーズコントロールの対応速度はどのくらい?
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)の
クルーズコントロールですが、他のホンダのクルマと同様にハンドルの
右側のスイッチで設定することが可能です。
私も試乗した時に短時間ですが、クルーズコントロールを試させて
貰ったのですが、このスイッチの左上にある矢印のようなデザインになっている
“クルーズ”スイッチと十字キーの下の部分にある”セット”スイッチを押すだけで
作動するので、とってもカンタン。
試乗をした時でも難なく試すことができるくらいカンタン!
難しい操作が必要ないのが好印象でした。
そんな新型フリード(Freed)のクルーズコントロールの対応速度ですが、
ディーラーさんの話によると、約30km/h~100km/hとなっています。
時速100km/hまで設定することができるので、高速道路での運転も十分ですよね。
ただ、設定速度が時速30km/hからなので、渋滞中など街中の一般道などでは使えない
シーンも多々あります。また、時速30km/hに達しないとクルーズコントロールを
設定することができないので、自動運転のように使う事もできません。
これはちょっと残念ですよね。
発進時や渋滞中のトロトロ運転でも使用できるようになっていたら、
もっとこのクルーズコントロールの使い勝手は良かったのですが・・・。
クルーズコントロールの設定が時速30km/hからになっている理由
そもそも新型フリード(Freed)のクルーズコントロール(クルコン)の設定速度が
時速30km/hからになっている理由を確認したところ、
「基本的には一般道ではなく高速道路で使用してもらう事を前提とした
機能だから」との事。
今回の試乗に同行してくれたディーラーさんの話では、
このクルーズコントロール(クルコン)を街中の一般道で使用することを
推奨していないようです。(実際は一般道でも使用している人も多いようですが・・・)
なので、時速30km/hからクルーズコントロールを設定する事ができると
制限を設けているようですよ。
ちなみに、今回新型フリード(Freed)に採用されているクルーズコントロールは、
ホンダの安全装備システム”ホンダセンシング”の機能の一つとして用意されています。
なので、ホンダセンシングが装備されていないクルマには、
クルーズコントロール(クルコン)も搭載されれないので、お気をつけくださいね。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)に
装備する事ができるクルーズコントロールの対応速度ですが、
このようになっていました。
クルーズコントロールの対応速度が時速30km/h~なので渋滞中などに
使えないのは少し残念でした。ただ、新型フリード(Freed)のクルコンは、前走車との
車間距離を検地して自分のクルマのスピードも調整してくれる自動追従型と
なっているのは、好印象でした。
競合車・ライバル車のトヨタのシエンタ(SIENTA)でもクルーズコントロールは
装備されていますが、自動追従型ではなく常に一定のスピードで走行する
タイプになっています。
つまり、新型フリード(Freed)と異なり、前走車との車間距離を検地して自分のクルマの
スピードを調整してくれません。
このクルーズコントロールの性能に関しても、競合車・ライバル車の
トヨタの新型シエンタ(SIENTA)よりも新型フリード(Freed)の方が良いのかなと思いました。