取り回しがしやすいコンパクトなサイズが人気の新型フリード(Freed)が
8年ぶりにフルモデルチェンジをして新発売されましたね。
発売前から話題になっていたホンダの新型フリード(Freed)ですが、
売れ行きはかなり好調で、発売されてから数か月たった現在でも
納期・納車待ちはまだまだ長いようです。
先日、私もこのクルマの試乗に行ってきたのですが、取り回しの良さ・
運転のしやすさと同様に注目をしていたのは、装備されている機能。
特にキビキビとした運転をサポートしてくれるパドルシフトは装備されて
いるのかが気になっていました。
そこでこのホンダの新型フリード(Freed)を試乗した際、パドルシフトが
装備されているのか確認してきたので、紹介したいと思います。
新型フリードにパドルシフトは装備されている?実写を確認してみた
先日、新型フリード(Freed)のガソリン車の最上位モデル”Gホンダセンシング”を
試乗した時にハンドルを隅々まで確認したのですが、パドルシフトは装備されて
いませんでした。また、ハイブリッド車も同様です。
こちらは実際にこのガソリン車のハンドル。
付け根の部分にパドルシフトが用意されていません。
また、シフトレバー部分にもマニュアルモードは用意されていません。
これはちょっと残念ですよね。
ホンダの人気コンパクトカーのフィット3(FIT3)でも最上位モデルの
Sパッケージには、パドルシフトが標準装備されています。
また、5ナンバーサイズのMクラスミニバンの”ステップワゴン(STEP WGN)”でも
上位モデルのスパーダやモデューロでは、パドルシフトが標準装備されています。
この事を考えると、新型フリード(Freed)でもパドルシフトを装備しても
良かったのかなと思いました。
ディーラーさんにパドルシフトが装備されていない理由を聞いてみた
ホンダの新型フリード(Freed)にパドルシフトが装備されていない事が
あまりにもショックだったので、試乗に同行してくれていたディーラーさんに
「このクルマではなぜパドルシフトが装備されていないんですか?」
と、質問をしてみました。
すると…ディーラーさんは、
「新型フリード(Freed)は、コンパクトサイズとは言え
ミニバンなのでキビキビと走る事を目的としたクルマではありません。
パドルシフトをつけて車体価格が高くなるよりも、価格を抑えることを
優先したようです。」
「また、このクルマは主に女性が運転することが多いのですが、
女性はパドルシフトを使わない事が多いことも影響しているようです。」
との回答が…。
やはり女性にとってパドルシフトは、無用の長物なんですね…^^;;
たしかに私の妻もパドルシフトを使っているところを見たことがありません。
私の妻に聞いてみても、「パドルシフトはどこで使っていいのか
わからない」って言っていましたし・・。
ただ、山道の下り坂でエンジンブレーキを使いたい時などにパドルシフトは
とても重宝していただけに、個人的にはパドルシフトが装備されていない事は
ちょっと残念でした。
特にアウトドアシーンで使うことが多い5人乗りモデルの新型フリードプラスには、
パドルシフトを標準装備しても良かったのかなと思いました。
ちなみに、ホンダの新型フリード(Freed)を試乗された男性の多くは、
パドルシフトが装備されていない事を残念がっているようですよ。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたこの新型モデルでは、
残念ながらパドルシフトは装備されていませんでした。
また、オプションでも設定はありませんでした。
ディーラーさんは、「パドルシフトが装備されていなくても十分に満足できる
走りを楽しむことができますよ。」と言っていましたが、個人的には少々残念でした。
今度のマイナーチェンジではパドルシフトを装備したモデルが出て
ほしいなと思いました。