荷室の使い勝手の良さが特徴だった先代スパイクの後継モデルとして、
新型フリードプラス(Freed Plus)が新発売されましたね。
この新型モデルはコンパクトカーサイズにも関わらず車中泊もできる荷室・
ラゲッジスペースを備えているのが魅力の一つ。釣りやキャンプなど荷物が
多くなるアウトドアシーンにピッタリのクルマですが、使い勝手の良さから
普段使いでも購入されている方も多いようです。
広い荷室・ラゲッジスペースとその開口部が魅力のこのクルマですが、
この広い荷室が欠点・仇になっている事も…。
私がこの新型フリードプラス(Freed Plus)を試乗した時に気になった事、
欠点に感じた事について、包み隠さず紹介したいと思います。
新型フリードプラスの欠点:試乗をして気になった事とは?
今回私は新型フリードプラス(Freed Plus)のハイブリッド車を約25分~30分ていど
試乗させて貰いました。基本的な乗り心地やパワーなどはベースとなっている
3列シートのフリード(Freed)と変わりはありません。
私が試乗したプラス(Plus)のハイブリッド車も若干固め乗り心地に
なっていたものの、運転がしやすいとても良いクルマになっているように感じました。
3列シートのフリードと同様にこのプラスも発進時にスグにEV走行から
ハイブリッド走行になってしまうのは、少々残念でしたが…。
>>> 【EV走行の距離が短い!?】新型フリード ハイブリッドの欠点
このように基本的な乗り心地は良かった新型フリードプラス(Freed Plus)ですが、
実際にこのクルマで街中で運転・使用していて気になったのは、荷室・
ラゲッジスペースの使い勝手…。
私はいつもクルマの試乗をする時、ディーラーさんの駐車場でバックを
確かめさせてもらうのですが、今回の新型フリードプラス(Freed Plus)でも
他のクルマと同様にバックで車輪止めギリギリに駐車いたしました。
今回私がクルマを止めた駐車場の後ろ側は壁だったのですが、テールゲートが
大きすぎて、荷室・ラゲッジスペースを開けることができない…。
今回新発売されたこの新型フリードプラス(Freed Plus)は広い荷室と開口部が
特徴なのですが、そのぶん他のクルマよりもテールゲートを開けた時の後ろの
張り出しが大きくなっています。
実際にテールゲートを開けた時の様子を横からみると、このような感じ。
ちなみに、3列シートのベースモデルのテールゲートを開けた時の
様子は、このようになっています。
後ろへの張り出し方が全く異なりますよね。
ちなみに、新型フリードプラス(Freed Plus)とベースとなっている
3列シートモデルのテールゲートの後ろの張り出しは、このようになっています。
■新型フリードプラスのテールゲートの後ろへの張り出し
フリード :約 830mm
フリード プラス:約1,260mm
プラスの方が35cm以上も後ろへの張り出しが大きくなっています。
なので、後方に壁や他のクルマが駐車しているショツピングセンターや
スーパーマーケットの駐車場では、クルマを少し前方に移動させないと、
テールゲートを開ける事ができないかもしれません。
これはちょっと面倒ですよね。
荷室開口部が広く、多くの荷物を積みやすい新型フリードプラス(Freed Plus)の
ラゲッジルームは魅力の一つですが、このテールゲートの不自由さは、
このクルマのデメリット・欠点だと思いました。
荷室・ラゲッジスペースの広さと使い勝手が魅力の新型フリードプラスですが、
実際に使ってみると、このような欠点・デメリットがありました。
このクルマのテールゲートはかなり大きいので、開け閉めをする際は
後方への注意が必要なのかなと思いました。
もしこれからこのクルマを購入される方は、ご自宅の駐車場やガレージで
開け閉めできるか事前にしっかりと確認してみてくださいね。ちなみに、
お客さんの中には、ご自宅の駐車場で開け閉めできずに苦労している人も
いるみたいですよ。