ホンダの人気コンパクトミニバンの新型フリード(FREED)が8年振りに
フルモデルチェンジをして、内外装が一新されましたね。
“ちょうど良い!”ボディサイズや取り回しが人気でしたが、今回フルモデル
チェンジをしたこの新型モデルはさらに使い勝手が良くなった感じが・・・。
また、先代モデルよりも内装・インテリアの質感も良くなり、また、先代モデルと
同様にシートアレンジも豊富で満足度の高いクルマになっているように感じました。
先代モデルと同様にシートアレンジが豊富なこの新型フリード(FREED)ですが、
3列目シートモデルでも車中泊ができるかどうか気になりますよね。
そこで、この新型モデルで車中泊ができるかどうかシートアレンジを
確認してきました。
ホンダ新型フリードで車中泊は可能?ロングソファーモードにした時の様子
今回フルモデルチェンジをした新型フリード(FREED)の7人乗りモデルの
2列目シート・3列目シートは、このようになっています。
■新型フリードの2列目シート
■新型フリードの3列目シート
このようなデザインになっている新型フリード(FREED)の
2列目・3列目シートですが、2列目シートのヘッドレストを外すと
このようにロングソファーモードにする事が可能です。
ちなみに、こちらは独立キャプテンシートを採用している新型フリード(FREED)の
6人乗りモデルのロングソファーモード。
このように2列目と3列目シートをくっつけるロングソファーシートは足を
伸ばしてリラックスするのにはとても良いのですが、車中泊をするには
ちょっと狭い感じが・・・。
私も実際にこのシートアレンジの時に横になってみたのですが、体を
まっすぐに伸ばす事はできませんでした。
サービスエリアなどでちょっと仮眠をしたり、足を伸ばしてリラックスを
するのにはとても良いですが、この状態で車中泊をするのは少々大変なのかなと
思いました。
ホンダ新型フリードで車中泊は可能?3列目&2列目シートを収納
また、今回フルモデルチェンジをした新型フリード(FREED)でもう一つ
車中泊ができる可能性がありそうなシートアレンジが、2列目&3列目シートを
収納して、荷室・ラゲッジスペースを最大限に広くしたとき。
7人乗りモデルの2列目&3列目シートを収納した時の荷室・ラゲッジ
スペースの広さは、このような感じ。
この写真を見る限り、荷室・ラゲッジスペースはかなり広くなったように
感じますが、この時の奥行きは1500mm弱。小柄な女性やお子さんなら
横になる事もできるかもしれませんが、男性だと横になるのはかなり厳しい感じ・・・。
新型フリード(FREED)はミニバンですが、ちょっと車中泊をするのには、
向かないのかなと感じました。
ちなみに、独立キャプテンシートを採用した6人乗りモデルの荷室・
ラゲッジスペースを広くした時の様子は、このようになっています。
ただ、この時の荷室の奥行きはソファーシートを採用している7人乗りモデル
よりも狭くなっています。
7人乗りモデルと同様にこの新型フリード(FREED)の6人乗りモデルでも
車中泊をするのは、ちょっと難しいのかなと思いました。
フルモデルチェンジをして新発売された3列シートモデルの新型フリード(FREED)で
車中泊ができそうなシートアレンジを確認してみたのですが、このクルマで
車中泊をするのは、少々難しいのかなと思いました。
ロングソファーモードでも奥行きを最大限に広くした荷室・ラゲッジルームでも
車中泊をするのは、難しそうです。
私がいつもお世話になっているディーラーさんも言っていましたが、
もし車中泊をしたいのならこの3列シートモデルではなく、2列シートモデルの
新型フリードプラス(Freed+)を購入した方が良いのかなと思いました。