先日、ホンダのコンパクトミニバンの新型フリード(Freed)の
ガソリン車の試乗に行ってきました。
先代モデルよりも乗り心地がしなやかになり、下からの不快な突き上げ感が
無くなるなど満足度が高い仕上がりになっていたこの新型モデルですが、
細かい部分までチェックしてみると、気になる部分・デメリットも・・・。
その中で私が実際に気になったのは、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手。
この新型フリード(Freed)の荷室・ラゲッジルームの使い勝手に関しては、
競合車・ライバル車のトヨタの新型シエンタ(SIENTA)の方が勝っていると感じました。
私がホンダからフルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)の
荷室・トランクを見て気になった欠点・デメリットを紹介したいと思います。
新型フリードの荷室・ラゲッジスペースの欠点とは?
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)の
ガソリン車の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっています。
このクルマはコンパクトミニバンなので3列目シートを使用すると、荷室・
ラゲッジの奥行きが狭くなり、ほとんど荷室・ラゲッジスペースが使えないのは、
新型フリード(Freed)の競合車の新型シエンタ(SIENTA)も同じです。
この点は割り切っているのですが、今回フルモデルチェンジをして
新発売されたこの新型フリード(Freed)の荷室・ラゲッジスペースを見て、
ガッカリしたのは、床下収納が装備されていないこと。
トヨタから発売されている新型シエンタ(SIENTA)では薄型ですが、
このように床下収納が装備されているんですよね・・・。
■新型シエンタのガソリン車の床下収納
■新型シエンタのハイブリッド車の床下収納
「この深さの無い床下収納なら、装備されていても意味は無い!」と、
思う方もいらっしゃるかもしれません。
新型シエンタ(SIENTA)の床下収納はこのように薄型なのですが、
使ってみると思ったよりも便利なそうです。
このクルマののガソリン車を購入した私の友人にを持っているので、
床下収納の使い方を聞いてみたところ、車検証などをこのスペースに
入れているようです。
その代わりに空いたグローブボックスに運転に必要な様々なアイテムを
置いているそうです。また、洗車の時に使うタオルや吸水クロスなども
一緒に置いているそうです。
この使い方は良いですよね。
新型シエンタ(SIENTA)の購入した友人にこのクルマに床下収納の使い勝手は
どうなのか、質問してみたところ「深さがもっとあった方が収納力が
多くて良いけど、このサイズの床下収納でも思ったよりも色々と置けるよ~」
と、言っていました。
このように聞くと、やはり床下収納が装備されている方が良さそうですよね。
特に新型シエンタ(SIENTA)や新型フリード(Freed)のような3列目シートを
使用すると、荷室・ラゲッジスペースの奥行きがかなり狭くなってしまう
コンパクトミニバンだと特に・・・。
床下収納がハイブリッド車・ガソリン車ともに装備されているトヨタの
新型シエンタ(SIENTA)と見比べてしまうと、今回フルモデルチェンジをした
このホンダの新型フリード(Freed)の荷室・ラゲッジスペースは、少し見劣りを
してしまうように感じました。
今回8年ぶりにフルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)の
荷室・ラゲッジスペースですが、競合車の新型シエンタと比較すると、
このような欠点・デメリットがありました。
また、このホンダの新型モデルは3列目シートを収納した時の収納力・
使い勝手も競合車・ライバル車のトヨタの新型シエンタ(SIENTA)よりも劣ります。
もし荷室・ラゲッジスペースにたくさんの荷物を収納する機会が多い方は、
この新型モデルの使い勝手や収納力をしっかりと確認してみてくださいね。