先日、フルモデルチェンジをして8年ぶりに新発売されたホンダの
コンパクトミニバン新型フリード(Freed)のハイブリッド車の試乗を
させてもらいました。
試乗させて貰ったディーラーさんのスグ近くに小さな山があると言うことで
山道・坂道も運転させてもらったのですが、運転をしていて気になる部分が・・・。
そんなホンダ新型フリード(Freed)の山道をうんてんした時に感じたことを
包み隠さず紹介したいと思います。
新型フリードで山道を試乗した感想
今回私が試乗をさせて貰ったのは、新型フリード(Freed)のハイブリッド車の
最上位モデル”EXグレード”。このクルマを私と妻、試乗に同行してくれた
ディーラーさん(少しふくよかな男性)の3人で試乗をしました。
街中の試乗では静寂性やパワー不足を感じなかった新型フリード(Freed)ですが、
山道では若干のパワー不足が・・・。ベタ踏みのちょっと手前ぐらいまで
アクセルをグッと踏み込んでやっと山道を登っていく感じ。
まさに”よいしょ!”と言った感じで、頑張って山道を登っているのが
わかる感じ・・・。街中の運転ではパワー不足を感じるシーンは全く無かったの
ですが、山道の運転では少しチカラ不足が個人的には気になってしまいました。
パワー不足以上に気になった事とは・・
また、ホンダ新型フリード(Freed)のハイブリッド車で山道を運転を
していて気になったのは、静寂性・・・。
山道ではモーターのみで走行するEV走行ではなくハイブリッドEV走行に
なるのですが、アクセルをかなり踏み込まないといけないので、エンジンの
回転数も高めに・・・。なので、耳元で軽めのエンジン音がアクセルを踏み込む
たびに“ヴォォォ~~ン、ヴォォォォ~~ン”と聞こえてきます。
また、エンジン音の大きさの割には、山道を登っていかない感じも
個人的にはちょっとストレスに感じました。
今回の試乗に同行した営業マンの方に、「やっぱり山道だとパワー不足を
感じますね。」と言ったところ、
営業マンの方もちょっとバツが悪そうに「新型フリード(Freed)では
山道の運転は、それ程得意ではありません。ただ、このサイズのミニバンは
他のクルマも同じようなものだと思います。」と回答。
個人的にはこの山道の運転には少しストレスを感じました。
ホンダ新型フリード(Freed)はカーブを曲がった時の安定感などはとても
よかったのですが、ハイブリッド車らしからぬエンジン音などの騒音の
大きさは少々残念に感じました。
機能面もイマイチ・・・
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)で
山道を試乗していてちょっと残念だったのが、山道の運転に役に立つ
Sモードやパドルシフトが用意されていなかった事。
ディーラーさんに確認したところ、今回フルモデルチェンジをして新発売された
ホンダ新型フリード(Freed)では全グレードを通じてSモードやパドルシフトは
装備されていないようです。
正直に言ってこれは、かなり残念でした。
この新型フリード(Freed)は元々山道の運転ではパワーに不安があるからこそ、
一時的にエンジンの出力を高めるSモードは必要だと思ったのですが・・・。
また、エンジンブレーキの危機を良くするパドルシフトもとても有効だと
思ったのですが・・・。
このような装備が付いていない事は、新型フリード(Freed) ハイブリッドの
欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。
今回8年振りにフルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)の
ハイブリッド車で山道を運転させてもらったのですが、山道をキビキビと
走るクルマでは無いとは言え少々物足りなさを感じてしまいました。
私が特に残念に感じたのは、山道を登っている時のエンジン音の大きさ。
またSモードやパドルシフトが装備されていない点も、個人的には
マイナスポイントでした。
もし山道の運転の機会が多い方は、ぜひとも山道での試乗を購入前に
してみてくださいね。