コンパクトミニバンのカテゴリーで特に人気なのが、ホンダから
発売されている新型フリード(Freed)とトヨタのシエンタ(SIENTA)。
この2台のモデルはともに6人乗りと7人乗りモデルを用意していますが、
ディーラーさんに確認をすると両車とも6人乗りモデルの方が人気が高いようです。
しかし、新型フリードとシエンタでは2列目シートのデザイン、
機能が全くことなります。
そんな新型フリードとシエンタの6人乗りの2列目シートの違いを
比較してみたいと思います。
目次
新型フリードとシエンタの6人乗り2列目シートの比較
8年ぶりにフルモデルチェンジをして新発売されたホンダの新型フリードの
6人乗りモデルは、このようなデザインになっています。
このクルマでは左右シートが独立した独立キャプテンシートを採用。
隣のシートとの距離も十分なので、乗車中隣の人を気にすることなく
自分だけのプライベート空間を楽しむことが可能です。
また今回私が見たのは、新型フリード(Freed)のハイブリッド車の最上位モデル
“ハイブリッドEX”だったのですが、サイドの部分に合成レザーのような
プライムスムースを使ったコンビシートを採用。シートの質感が高いのも好印象でした。
トヨタの2列目シートはどんなデザイン!?
一方、トヨタから発売されているシエンタ(SIENTA)の6人乗りモデルの
2列目シートは、このようなデザインになっています。
このシエンタ(SIENTA)の6人乗りモデルは新型フリード(Freed)と異なり、
ソファーシートのように隣と密着しているシートを採用。
なので、プライベート感は新型フリード(Freed)よりも劣ります。
また、シエンタ(SIENTA)のシートは全グレード通じてファブリックシートを採用。
シートのデザイン性もホンダよりも劣るように感じました。
私はにこの2台のモデルの6人乗り2列目シートに座らせてもらったのですが、
個人的にはシエンタ(SIENTA)よりも新型フリード(Freed)の方が良いように感じました。
新型フリードの独立キャプテンシートの方が良いと思った理由
この2台のコンパクトカーの6人乗りモデルの2列目シートを実際に比較したところ、
個人的にはホンダから発売された新型フリード(Freed)の方が良いように感じました。
ホンダのクルマの方が良いと思った2つの理由を紹介したいと思います。
メリットその1:シートの座り心地
シエンタ(SIENTA)よりも新型フリード(Freed)の2列目シートの方が良いと
思った理由の一つが、シートの座り心地。
トヨタから発売されたシエンタ(SIENTA)のシートは、ソファーシートのような
デザインになっているため、座面も背もたれもフラットに…。
そのためサイドのサポートはそれほど良くなく、カーブを曲がるときに
左右に大きく振られます。
一方、独立キャプテンシートを採用しているホンダの新型フリード(Freed)は、
このように座面も背もたれも立体的なデザインを採用。
なので、シートが体にフィットして座り心地もとても良いです。
また、アームレストも装備されており、またサイドのサポートも比較的
しっかりとしているので、カーブを曲がった時の安定感もこのクルマの方が
圧倒的に良いです。
この座り心地・サイドのサポート力は、独立キャプテンシートを採用している
ホンダの新型フリード(Freed)のメリット・長所の一つなのかなと思いました。
メリットその2:ウォークスルー性
また、新型フリード(Freed)とシエンタ(SIENTA)の大きな違いの一つが、
ウォークスルー性。
独立キャプテンシートを採用している新型フリード(Freed)では、
シートの中央を通って3列目シートへアクセスすることが可能です。
(若干シートの間の隙間は小さいですが…)
しかし、ソファーシートのようなデザインを採用しているシエンタ(SIENTA)の
6人乗りモデルの2列目シートでは、シートの間を通ってのウォークスルーを
する事はできません。
この違いも大きいですよね。
このウォークスルー性からも個人的には、新型フリード(Freed)の方が
使い勝手が良いと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)と
トヨタの人気車種シエンタ(SIENTA)の6人乗りモデルの2列目シートを
比較したところ、このような違いがありました。
個人的には、座り心地も利便性も新型フリード(Freed)の方が良いのかなと感じました。
もしこの2つのモデルでどちらのクルマにしようか迷っているのなら
2列目シートの座り心地や使いが手に注目をしてみても良いかもしれませんね。