先日、8年ぶりにフルモデルチェンジをして新発売されたホンダの
コンパクトミニバン新型フリード(Freed)の試乗にいってきました。
私が訪問したディーラーではガソリン車・ハイブリッド車ともに用意しており、
乗り比べをする事ができました。
ハイブリッド車の発進時のEV走行からハイブリッド走行に切り替わるタイミングの
早さなど若干気になる部分はあったものの、加速力やパワーなど概ね好印象。
競合車のシエンタにも勝るとも劣らないクルマになっていると感じました。
>>> 新型フリードHVの欠点!?【EV走行からハイブリッド走行への切り替えに不満】
また、今回新型フリード(Freed)を試乗して良いと思ったのが、前方の視界。
この前方視界に関しては、競合車・ライバル車のトヨタのシエンタよりも
このクルマの方が格段に良いように感じました。
このクルマの前方視界が良いと感じた理由はなんだったのでしょか?
先日、このクルマのハイブリッド車とガソリン車を試乗してきた時の感想を
包み隠さず紹介したいと思います。
新型フリードの前方視界の良さを徹底検証
今回新発売された新型フリード(Freed)の運転席は、このようなデザインに
なっています。
運転席の高さが高く見晴が良い事もこのクルマの視界性の良さに繋がっていると
思ったのですが、それ以上に良いと思ったポイントが盛りだくさん!
ホンダから新型フリードに施された前方が良くなる工夫をわかりやすく
紹介していきたいと思います。
フリードの工夫1:インパネのデザイン
今回新発売された新型フリード(Freed)は前方のし空きはかなり良いと思ったのですが、
その理由の一つがインパネのデザイン。
このクルマのインパネは、このようにかなり薄型。
なので、前方の視界を遮りません。
また、インパネの上部に設置してあるデジタルメーターも薄型なので、
運転中の視界を遮りません。
競合車・ライバル車のトヨタのシエンタ(SIENTA)よりもスッキリとしている、
また、視界を遮らない薄型メーター&インパネのデザインは、とても良いと思いました。
フリードの工夫2:フロントガラスのデザイン
また、今回新発売された新型フリード(Freed)で良いと思ったのが、斜め前方の視界。
今回新発売されたこの新型モデルはAピラーが細く、また、コーナー
ウィンドウも大きなデザインになっているため斜め前方の視界がかなり良いです。
実際にこのクルマのAピラーはこのようになっています。
かなり細いですよね。
試乗をした時に、同行した営業マンの方に「Aピラーが細くて斜め前方が
見やすくて、運転がしやすいですね。」と言ったら教えてくれたのですが、
どうやらこのAピラー部分に強度が優れているホットスタンプ材というのを
このAピラー部分に採用しているようです。
そのため、このようなかなり細めのAピラーが実現したみたい…。
このような工夫は嬉しいですよね。
そのため、運転席からみた斜め前方の視界は、このような感じ。
私もこの新型フリード(Freed)を試乗した時に、歩行者の多い駅前の道を
運転させてもらったのですが、歩行者や自転車に乗っている人が完全に
死角に入ることがなかったので、とっても運転がしやすかったです。
また、初めて乗るクルマだったのですが、とても安心して運転する事ができました。
この斜め前方の視界の良さも新型フリード(Freed)のメリット・
魅力の一つなのかなと思いました。
フリードの工夫3:フロントガラスのデザイン
また、新型フリード(Freed)のメリット・魅力の一つが、フロントガラスのデザイン。
今回新発売されたこの新型モデルのフロントガラスは左右の上端が
切れ上がったデザインを採用。(どうやら富士額と呼んでいるようですが…)。
クルマによってはフロントガラスが小さく、フロントガラスとルーフの
境目がチラチラと視界に入り気になる事があるのですが、このクルマでは
そのような心配はありませんでした。
また、ミニバンなどを運転している際、赤信号で一番前に停車すると、
車高の高さが原因で信号が見えにくい事があります。
しかし、この新型フリード(Freed)は、運転席前のフロントガラスエリアが
大きいため、信号の視認性も良いように感じました。
この独特なデザインのフロントウィンドウも上下方向の視界の広さに
かなり貢献しているように感じました。
今回新発売された新型フリード(Freed)は、
このような理由で前方の視界がかなり良いように感じました。
この新型モデルは運転席からクルマの先端が見えないのが少々残念でしたが、
フロントガラスが大きいため、とても運転がしやすいように感じました。
もしこれからこのクルマを試乗されるかたは、前方の視界や斜め前方の
視界の良さもしっかりと確認してみてくださいね。