日産の人気コンパクトカー”ノート(NOTE)”から電気自動車のような走りを
楽しめるハイブリッド車e-POWER(eパワー)が新発売されましたね。
トヨタのアクア(AQUA)やホンダのフィット3ハイブリッド(FIT3 Hybrid)と
異なるリニアな加速力や静寂性が魅力のノートe-POWER(NOTE e-POWER)ですが、
気になったのは、安全性。
この新型モデルでも自動ブレーキなどが標準装備されていますが、スズキの
スイフト(SWIFT)やマツダのデミオ(DEMIO)など競合車・ライバル車よりも
全然装備については劣る感じがしました。
そんなノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、どのような安全装備が装備されているのか、
確認をしてきたので、紹介したいと思います。
日産ノートe-POWERの安全装備レビュー
今回新発売された日産のコンパクトカーノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、
主に次のような安全装備が備わっていました。
■ノートe-POWERの安全装備
・インテリジェントエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)
・車線逸脱警報(LDW)
・踏み間違い衝突防止アシスト
ノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、時速約10km/h~80km/hで対応する
自動ブレーキや車線逸脱警報など基本的な安全装備システムは、装着されています。
ただ、先ほども申し上げた通り、競合車・ライバル車と比較すると、
安全装備面は若干劣る感じが…。
私がこのe-POWER(eパワー)の安全装備で気になった事を包み隠さず
紹介したいと思います。
欠点1:サイドエアバック
今回新発売されたノートe-POWER(NOTE e-POWER)の安全装備システムで
気になった事の一つが、サイドエアバック。
他のクルマではサイドエアバックが標準装備されているクルマもあるのですが、
ノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、サイドエアバックはメーカーオプション設定。
(正式名称は、SRSカーテンエアバックシステムと言います。)
これはちょっと残念ですよね。
サイドエアバックは、交差点での衝突など、横からの衝撃を軽減してくれる
安全装備システムです。
個人的には、サイドエアバックやカーテンエアバックは、必須のアイテムだと
思っているので、個人的には標準装備にしてもらいたかったです。
この点が少々残念でした。
欠点2:踏み間違い衝突防止アシスト
また、ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の安全装備を確認して、
気になった安全装備の一つが、踏み間違い衝突防止アシスト。
このe-POWERに装備される踏み間違い衝突防止アシストは、発進時、後退時
どちらでも反応するのはとても良いと思いましたが、ちょっと残念だったのが、
インテリジェントエマージェンシーブレーキなどと異なり標準装備設定に
なっていなかった事。
このインテリジェントエマージェンシーブレーキは、メーカーオプションの
アラウンドビューモニターなどとセットになって、搭載されます。
アラウンドビューモニター用のカメラを使用して、おそらく前後の障害物を
検知するためだと思うのですが、個人的には標準装備にして貰いたかったなと
思いました。
欠点3:オートマチックハイビーム
また、ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の安全装備システムでちょっと残念だったのは、
対向車や歩行者を検知して、自動的にロービームとハイビームを切り替えてくれる
オートマチックハイビームが装備されていなかった事。
このオートマチックハイビームが装備されていると、夜間ドライブの視認性が
用意だけではなく、わざわざ切り替える煩わしさがないのが嬉しいんですよね。
トヨタのアクア(AQUA)やスズキのスイフト(SWIFT)など競合車・ライバル車には、
装備されているこのオートマチックハイビームがノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、
装備されていないのは、少々残念でした。
個人的には、上位モデルのメダリスト(MEDALIST)には、装備をして
貰いたかったなと思いました。
今回新発売された日産のコンパクトカーノートe-POWER(NOTE e-POWER)の
安全装備を確認したところ、このようになっていました。
乗り心地や走破性には定評のあるe-POWER(eパワー)ですが、安全装備に
関しては、競合車・ライバル車に劣る感じが…。競合車・ライバル車では
装備されている安全装備が、このクルマでは装備されていないのが少々残念でした。
もしノートe-POWER(NOTE e-POWER)の購入を考えている方は、
購入前にしっかりと安全装備を確認をしてみてくださいね。