2016年10月、日産の人気コンパクトカーのノート(NOTE)がマイナーチェンジをして、
新モデルとしてハイブリッド車のe-POWER(eパワー)が新発売されましたね。
燃費の良さや静寂性、乗り心地など魅力が多いノートe-POWER(NOTE e-POWER)ですが、
欠点・デメリットの一つとして言われているのが、内装・インテリアの質。
このe-POWER(eパワー)の内装・インテリアは、競合車・ライバル車よりも
デザイン性が悪く、ダサいと言われています。
今回新発売されたノートe-POWER(NOTE e-POWER)の内装・インテリアは、
本当にダサいのでしょうか?
実際にこの新型モデルの内装・インテリアを見た感想を紹介したいと思います。
日産ノートe-POWERの内装・インテリアを徹底チェック
今回日産から新発売されたノートe-POWER(NOTE e-POWER)の
内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
こちらは、e-POWERの上位モデル”メダリスト(MEDALIST)”の内装・インテリア。
下位モデルのノーマル車の内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。
シートのデザインは、競合車・ライバル車に劣らない
このようなデザインになっているノートe-POWER(NOTE e-POWER)の内装・
インテリアですが、私が見た限りでは、シートのデザインは、劣っていると
感じませんでした。
こちらは、上位モデルのメダリスト(MEDALIST)にメーカーオプションの
プレミアムホワイトインテリアのシートデザインなのですが、ホワイトと
ブラウンの組み合わせがオシャレで良いですよね。
また、凹凸感があり、フィット感がある後部座席の居住性&座り心地も
競合車・ライバル車よりも勝っている部分の一つなのかなと思いました。
■ノートe-POWERの後部座席
インパネのデザインは、競合車に劣る
このように競合車・ライバル車と比較しても十分に満足できる座り心地&デザイン性を
備えているノートe-POWER(NOTE e-POWER)ですが、実際に見て気になったのは、
インパネのデザイン。
■ノートe-POWERのインパネのデザイン
本革巻きを採用しているD型シェイプのハンドル・ステアリングホイールの
デザインはとても良いと思ったのですが、私が実際に見て、競合車・ライバル車に
劣っているなと思ったのは、インパネ全体のデザイン。
こちらは、競合車・ライバル車の一つでもあるホンダのフィット3(FIT3)や
スズキのスイフト(SWIFT)の内装・インテリアのデザインですが、最近のクルマは
水平基調&薄型のスッキリとしたデザインのインパネが増えています。
■スズキ スイフトのインパネ
■ホンダ フィット3のインパネ
これらの競合車・ライバル車のインパネと比較すると、今回新発売された
ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のインパネは、厚みがあり、もっさりと
している感じが…。
グローブボックスの上にアッパートレイを装着するなど収納スペースの多さは
嬉しいのですが、このスッキリとしていないボテっとしたインパネのデザインが、
一昔前のクルマのような印象を与えているような感じが…。
この一昔前のようなインパネのデザインが、ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の内装・
インテリアは、ダサいと言われている理由の一つなのかなと、個人的には思いました。
ちなみに、このようにインパネのデザイン性はそれ程良くありませんが、
メーターやシフトレバー、ハンドル・ステアリングホイール、空調パネルなどの
各パーツのデザインや使い勝手は、競合車・ライバル車に劣っているとは
感じませんでした。
■e-POWERのメーター
■e-POWERのシフトレバー
■e-POWERのハンドル・ステアリングホイール
今回、日産から新発売されたノートe-POWER(NOTE e-POWER)の内装・インテリアは、
このようなデザインになっていました。
内装・インテリアはダサいと言われているこのクルマですが、シートのデザインは、
競合車・ライバル車に劣っているとは、思いませんでした。
ただ、ぼてっとしたe-POWER(eパワー)のインパネのデザインは、競合車・
ライバル車よりも劣っているのかなと、思いました。
もしこれからe-POWER(eパワー)の試乗に行かれる際は、内装・インテリアの
デザイン&使い勝手にも注目をしてみてくださいね。