日産の人気コンパクトカーノートe-POWER(NOTE e-POWER)が新発売されましたが、
もうすでに累計10万台を突破するなど、売れ行きはかなり好調のようですね。
私も先日、この新型モデルを試乗してきたのですが、ラバーバンド感を
一切感じないリニアな加速力や、アクセルのみで発進から停車まで行える
ワンペダル機能など、他のハイブリッド車では味わえない乗り心地が好印象でした。
このように大人気の日産のノートe-POWER(NOTE e-POWER)ですが、
実際に試乗をしてみて、ドライブモードの使い勝手に若干の不満が…。
今回私がこの新型モデルを試乗していて気になった事は、なんだったのか?
実際にこのクルマのドライブモードを使って気になった事、不満に感じた事を
包み隠さず紹介したいと思います。
日産ノートe-POWERのドライブモード:試乗して気になった事とは?
今回日産から新発売されたノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、
Sモードやエコモードに切り替える事ができるドライブモードスイッチが、
シフトレバーの後方右側に備わっています。
このドライブモードスイッチをカチカチと押す事によって、
ノーマルモード→Sモード→エコモード
と、順々に切り替わっていきます。
スイッチが小さいのも若干気になる部分でもあるのですが、
私がノートe-POWER(NOTE e-POWER)のドライブモードスイッチで
一番気になったのは、操作感。
各ドライブモードが独立したスイッチになっていないため、ドライブモードの
切替の操作性があまり良く無い感じが…。
例えば、Sモードやエコモードが独立したスイッチになっていれば、1回の
スイッチ操作(ワンアクション)でSモードやエコモードに切り替える事が可能です。
しかし、今回このe-POWER(eパワー)に装備されているようなスイッチでは、
ノーマルモードからエコモードにしたい時は、2回カチカチとスイッチを操作
しないといけません。
実際に運転中にこの操作をすると、意外と煩わしいです。
また、ノーマルモードからエコモードにする時は、一度Sモードを通過するので、
一瞬加速度がアップする感じも…。
個人的には、一つのスイッチでドライブモードを切り替えるのでは無く、
Sモード、ECOモードを独立したスイッチにして貰いたかったです。
ちなみに、ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の競合車・ライバル車の一つでもある
ホンダのフィット3ハイブリッド(FIT3 Hybrid)では、Sモードやエコモード
スイッチは独立したデザインになっています。
個人的には、今回発売された日産のノートe-POWER(NOTE e-POWER)よりも
ホンダのフィット3ハイブリッド(FIT3 Hybrid)のドライブモードスイッチの方が
操作性に優れているように感じました。
また、視認性もイマイチ…
また、今回新発売された日産ノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、
現在どのドライブモードで走行しているかのか、メーターの表示で確認を
する事ができます。
しかし、メーターで確認する事ができるドライブモードの表示も
小さくあまり目立たない感じが…。
実際にSモードやエコモードにした時のメーターの表示は、このようになっています。
■ノートe-POWERのSモード
■ノートe-POWERのエコモード
このようにメーターの左側に小さく表示されるのみ…。
なので、あまり目立ちません。
ちなみに、フィット3ハイブリッド(FIT3 Hybrid)では、Sモードにすると、
自動的にマルチインフォメーションディスプレイの表示がタコメーターに変わり、
スポーティーさを演出してくれます。
個人的には、ノートe-POWER(NOTE e-POWER)でもSモードならではの、
特別感を演出しても良いのかなと、試乗をしていて感じました。
今回新発売された日産のノートe-POWER(NOTE e-POWER)に備わっている
Sモードやエコモードなどのドライブモードは、使い勝手が良い機能だと思います。
ただ、実際にこのクルマを試乗してみて、ドライブモードスイッチの
操作性やメーターでの視認性は、あまり良く無いように感じました。
もしこのクルマの試乗に行かれるのなら、ドライブモードスイッチの
使い勝手や操作性をしっかりと確認をしてみてくださいね。