トヨタの人気コンパクトカーヴィッツ(Vitz)がマイナーチェンジをして、
ハイブリッド車が新発売されました。
トヨタではほぼ同じボディサイズのハイブリッド専用車アクア(AQUA)が
発売されていますが、アクアにはないヴィッツ(Vitz)の
メリットは、後部座席の居住性の良さ。
私も先日このハイブリッド車を試乗した時に後部座席の広さも確認
してきたのですが、頭上空間も足元空間も十分な広さを確保していて、
とても快適でした。
そんなヴィッツ(Vitz)の後部座席で気になるのは、リクライニング
機能が装備されているかという事ですよね。
先日、このクルマを確認した際、後部座席のリクライニング機能についても
確認してきたので、紹介したいと思います。
新型ヴィッツの後部座席にリクライニング機能は装備されている?
今回マイナーチェンジをしたヴィッツ(Vitz)の後部座席は、
このようなデザインをしています。
足元空間(ニークリアランス)も頭上空間(ヘッドクリアランス)も競合車・
ライバル車のアクア(AQUA)よりも一回り広く、コンパクトカーサイズとしては
十分なサイズを確保していました。
そんなヴィッツ(Vitz)の後部座席ですが、
残念ながらリクライニング機能は装備されていませんでした。
個人的には、これにはガッカリ…。
このクルマはグレードによっては、背もたれを分割して収納する事ができる
6対4分割方式も採用されていないので、仕方ないといえば仕方ないですが…。
ただ、個人的には今回新しく追加された新型ヴィッツ ハイブリッドの
最上位モデル”Uグレード”には、もしかしたら後部座席のリクライニング機能が
装備されているかも!?と期待していただけに、少々残念でした。
ちなみに、ヴィッツ(Vitz)の後部座席は、前後のスライド機能も装備されていません。
この事も少々残念でした。
新型ヴィッツの後部座席の座り心地はどうだった?
このように残念ながらヴィッツ(Vitz)の後部座席はリクライニング機能が
装備されていなかったのですが、座り心地は思ったよりも良かったです。
私がこのクルマの後部座席に座って、良いと思ったのが解放感。
競合車・ライバル車のアクア(AQUA)と比較すると、後部座席のサイドサポートは
若干劣るような感じがしましたが、圧迫感や窮屈感を感じないデザインに
なっているのは、良かったです。
このヴィッツ(Vitz)で圧迫感や窮屈感を感じない理由の一つが、天井の高さ。
後部座席の前方の天井が高くなっており、座った時に視線が抜けるのが、
とても良いと思いました。
同じトヨタから発売されているアクア(AQUA)の後部座席は足元空間も
頭上空間も狭く、また、天井も低いため視線の抜けもあまり良くありません。
この新型モデルの後部座席の居住性・快適性は、競合車・ライバル車の
一つでもあるアクア(AQUA)にはない、このクルマの魅力の一つかなと思いました。
また、もし家族みんなで使用するファミリカーを探しているのなら、
個人的にはアクア(AQUA)よりもヴィッツ(Vitz)の方が良いのかなと思いました。
今回マイナーチェンジをして新発売されたヴィッツ(Vitz)は、
残念ながら後部座席のリクライニング機能は装備されていませんでした。
ただ、このクルマの後部座席は居住性は、他のコンパクトカーと
比較してもかなり良くなっています。個人的にはこのクルマよりも
広いと感じたのは、フィット3くらい…。
後部座席のリクライニング機能は装備されていませんでしたが、
居住席や快適性は十分に満足できる仕上がりになっているように感じました。
もしこのクルマに興味があるのなら、ぜひとも後部座席の居住性や
広さもしっかりと確認してみてくださいね。アクアと比較すると、
このクルマの後部座席の広さをスグに実感できるかと思いますよ。