ネッツトヨタの人気コンパクトカーのヴィッツ(Vitz)がマイナーチェンジをして
2017年1月に新発売されましたね。
今回マイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルは、フロントマスクや
リアコンビネーションランプのデザインが変更しただけだと思っていました。
しかし、今回のマイナーチェンジでスポット溶接を増やしてボディ剛性を
改善したり、新構造のショックアブソーバーを搭載するなど走破性などの
強化を図ったようです。
そんなヴィッツ(Vitz)ですが、実際に試乗をしてみて、
乗り心地の良さや快適さを実感する事はできたのでしょうか?
先日、このクルマを試乗した時に乗り心地の良さや快適性も
確認してきたので、紹介したいと思います。
新型ヴィッツの試乗の感想:乗り心地の良さは実感できた?
先に答えから申し上げますと、今回マイナーチェンジをしたヴィッツ(Vitz)は、
乗り心地は予想以上に良かったです。
まず良いと思ったのは、フラットな乗り心地。
コツコツ感を拾う固さもなく、またその一方、トヨタのクルマでありがちな
グニャグニャとした腰砕け感もなく、本当にちょうど良い乗り心地。
今回の試乗ではキレイに舗装されたアスファルト道路を中心に運転をしたのですが、
ロードノイズもしっかりと抑えられており、また、直進安定性も思ったよりも
良かったので、とても気持ちよく運転をする事ができました。
アクア(AQUA)と比較して運転席の位置も高く、また、乗り心地も柔らかく
なっているので、キビキビとしたスポーティーさでは劣ります。
ただ、ファミリーカーとして使用するのなら、ヴィッツ(Vitz)くらいの
固さの方が良いのかなと思いました。
ステアリングフィールも好印象
また、今回マイナーチェンジをして新発売されたヴィッツ(Vitz)を
試乗して良いと思ったのが、ステアリングフィール。
アクア(AQUA)のステアリングフィールは軽すぎてちょっと苦手だったのですが、
今回新発売されたこの新型モデルのハンドル・ステアリングフィールは
適度な重さ&剛性感があります。
なので、カーブを曲がる時や直進の時の微調整がとってもラクです。
軽自動車などを今まで運転していた人は、もしかしたらちょっと重たく
感じるかもしれませんが、個人的にはこの適度な重さのあるハンドル・
ステアリングフィールは好印象でした。
もしこれからこのヴィッツ(Vitz)を試乗する方は、ハンドル・
ステアリングホイールの感じもしっかりと確認してみてくださいね。
新型ヴィッツの剛性感はどうだった?
また、ディーラーさんから今回新発売されたヴィッツ(Vitz)は
剛性感も良くなったと伺っていたので、カーブを曲がる時など注目をしていました。
ただ、剛性感に関しては、良くなったと印象は感じられませんでした。
個人的には剛性感よりも、カーブを曲がった時のロール感や腰砕け感の方が
気になってしまいました。
ディーラーさんは「剛性感も良くなった。」と言っており、私も
強化された剛性感を実感できると思い楽しみにまっていただけに少々残念でした。
ちなみに、個人的にはカーブを曲がる時のフィーリングは、
競合車・ライバル車のトヨタのアクア(AQUA)の方が良いように感じました。
>>> 【アクアと運転感覚が異なる!?】ヴィッツ ハイブリッドの試乗の感想
今回マイナーチェンジをして新発売されたヴィッツ(Vitz)の乗り心地は、
このようになっていました。
残念ながらディーラーさんが言っていた剛性感に関しては体感をする事は
できなかったのですが、乗り心地の良さはマイナーチェンジ前のモデルと比較して
かなり良くなっているように感じました。
また、コンパクトカーカテゴリーの中でもトップクラスに良いように感じました。
個人的にはマイナーチェンジをしたヴィッツ(Vitz)の
乗り心地には、大満足でした。