海外でも人気のトヨタのハイブリッドセダン車の新型カムリ(CAMRY)が、
2017年7月にフルモデルチェンジをして、10代目がデビューをしましたね。
今回新発売された新型モデルは、プリウスなどに採用されているトヨタの最新の
プラットフォーム”TNGA”を採用しており、先代モデルよりもスポーティーなデザインに…。
また、しなやかでフラットな乗り心地も好印象でした。
このように今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)は、
先代モデルよりもデザイン性も乗り心地もよくなっていたのですが、実際に
試乗をしてみると気になる事も…。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型モデルのデザイン性や
使い勝手で気になった事・欠点に感じた事を包み隠さず紹介したいと思います。
新型カムリの欠点１：最廉価モデルのデザイン
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)を実際に見て、
残念・欠点に感じた事の一つが、最廉価モデルのXグレードのデザイン性。
この新型モデルのXグレードの外装・内装のデザインは、このようになっています。
■新型カムリのXグレードの外装
■新型カムリのXグレードの内装
このXグレードで残念だったのは、装備しているタイヤ＆ホイールが、
16インチのスチールホイールになっていた事です。
■Xグレードの16インチのスチールホイール
このように新型カムリ(CAMRY)は、シルバー塗装をしたースチールホイールを
装備しているので、GグレードやGレザーパッケージと比較して、外装・
エクステリアのデザイン性が劣ります。
新型カムリ(CAMRY)は最廉価モデルのXグレードでは、車体本体価格だけで
約329万円もする高級セダン車です。
個人的には、最廉価モデルのXグレードでもスタイリッシュ＆スポーティーさを
感じるアルミホイールを標準装備してもらいたかったです。
内装・インテリアのデザインにも不満が…
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の
Xグレードは、内装・インテリアにも不満が…。
それは、ハンドル・ステアリングホイールのデザイン。
上位モデルのGグレードでは、高級感のある本革巻きのハンドル・ステアリング
ホイールを採用しているのですが、このXグレードでは、ウレタン製のハンドルを標準装備。
■Xグレードのハンドル・ステアリングホイール
センターコンソールにもブラックのパネルが採用されているため、
内装・インテリアは高級車とは思えないプラスチック感を感じます。
もしかしたら、GグレードやGレザーパッケージとの差をハッキリして、上位モデルを
購入させるために故意に外装や内装の質感を落としているのかもしれませんんが、
このXグレードのシンプルな内装・インテリアは、少々残念でした。
ちなみに、コチラの記事では、今回フルモデルチェンジをして新発売された
新型カムリの3つのグレードの内装・インテリアを実車画像で比較をしています。
もし3つのグレードの内装・インテリアの違いを実車画像で比較をしてみたかったら、
こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
>>> トヨタ新型カムリの内装【3つのグレードのインテリアを実車画像で確認】
新型カムリの欠点２：アームレスト
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)を
確認してみて、欠点・デメリットに感じた事の一つが、後部座席のアームレスト。
この新型モデルは全グレード共通して後部座席の中央にセンターアームレストが
装備されています。
■新型カムリのセンターアームレスト
センターアームレストが装備されているのはとても嬉しいのですが、
ちょっと残念だったのは、高さが中途半端になっている事。
なので、このセンターアムレストを使った時の腕の置き心地が、かなり悪いです。
正直に言って、実際に使用をしてみて、ドリンクホルダーとしては良いですが、
センターアームレストとしては、使い勝手がそれ程良く無いなと思ってしまいました。
また、トヨタの新型カムリ(CAMRY)の後部座席用のセンターアームレストは、
手前下がりになっているのも、少々気になりました。
個人的には、もう数センチ後部座席用のセンターアームレストを高くして、
腕の置き心地を良くしてもらいたかったです。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)を
確認したところ、このような欠点・デメリットがありました。
私が特に気になったのは、Xグレードのデザイン性や装備。
このXグレードの内外装のデザインや装備は上位モデルのGグレードや
Gレザーパッケージは格段に劣ります。
なので、私がもしこの新型カムリ(CAMRY)を購入するのなら、このXグレードは、
選ばないなと、実車を見て思いました。
