10代目となる新型カムリ(CAMRY)が、2017年2月にフルモデルチェンジをして、
トヨタからデビューをしましたね。
今回新発売をした新型モデルは、最新のプラットフォーム”TNGA”を採用して、
低重心&スポーティーなデザインに生まれ変わりました。また、先代モデルで
感じたようなオヤジ臭さも一切ない、スタイリッシュなデザインになりました。
このようにスタイリッシュなデザインに生まれ変わった新型カムリ(CAMRY)ですが、
実車を見て良いと思ったのが、荷室・ラゲッジスペースのデザインです。
先代モデルよりも荷室容量が増えたのも良かったのですが、私がそれ以上に
良いと感じたのが、トランクスルーが装備され、ラゲッジスペースの使い勝手が
良くなった事です。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型モデルのトランクスルーは、
どのようなデザインだったのでしょうか?また、トランクスルーのサイズは、
どのくらいだったのでしょうか?
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の荷室・
トランクスルーの使い勝手を確認してきたので、紹介したいと思います。
新型カムリのトランクスルーを徹底的にレビュー
今回フルモデルチェンジをして新発売されたトヨタの新型カムリ(CAMRY)の
荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっています。
かなり開口部が広いですよね。
また、セダン車なので高さはありませんが、奥行きや横幅も思ったよりも広さが…。
ディーラーさんに教えてもらったのですが、今回新発売された新型モデルでは、
ハイブリッドバッテリーの配置を後部座席後方から後部座席下に移動した事により、
この広い荷室・ラゲッジスペースを確保したようです。
トランクスルーを試してみると…
またフルモデルチェンジをして新発売されたトヨタの新型カムリ(CAMRY)の荷室・
ラゲッジスペースの注目ポイントの一つが、トランクスルーをする事ができた事です。
先代モデルの荷室・ラゲッジスペースは、片側しか後部座席の背もたれを
倒す事ができなかったのですが、今回の新型モデルでは、後部座席の両側の
背もたれを倒せるようになりました。
トランクの開口部の上段に装備されているレバーを引くと、背もたれのロックが外れ、
前方に背もたれを倒せるようになります。
実際にこの新型モデルのトランクスルーをした時の広さは、このようになります。
意外と広いと思いませんか?
後部座席の背もたれ部分で、約15㎝程の段差が生じてしまうのが少し残念でしたが、
このトランクスルーをした時の広さは、とても魅力的に感じました。
トランクスルーの広さは?
このように今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の
トランクスルーですが、高さと横幅はどれくらいなのでしょうか?
この新型モデルを試乗した時にディーラーさんに確認をして、教えてもらいました。
■新型カムリのトランクスルーのサイズ
トランクスルー幅:815mm
トランクスルー高:215mm
ちょっと高さは小さめですが、トランクスルーの横幅は十分です。
また、トランクスルーをした時の荷室・ラゲッジスペースの奥行きは、
約1,150mmとなり、かなり余裕が生まれます。
■後部座席を収納した時の荷室・ラゲッジスペース
このようにこの新型モデルのトランクスルーは十分なサイズを確保しているので、
釣り竿やスキー板など長尺物を積み込むのにもピッタリのクルマなのかなと思いました。
ちなみに、新型カムリ(CAMRY)の競合車・ライバル車の一つでもある
ホンダのハイブリッドセダン車”アコード(ACCORD)”は、トランクスルーを
装備していません。
長尺物を積みこむ時に役に立つトランクスルーが装備されているだけでも
競合車・ライバル車には無いメリットなのかなと、思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたトヨタの新型カムリ(CAMRY)の
トランクスルーの使い勝手やサイズは、このようになっていました。
このトランクスルーのサイズは広々と言うわけではありませんが、
長尺物を積み込むのに十分満足できるサイズになっているように感じました。
また、トランク側からカンタンに後部座席の背もたれのロックの解除ができるのも
好印象でした。
もしこれからトヨタの新型カムリ(CAMRY)の試乗に行かれる方は、新しくなった
このトランクスルーの使い勝手をしっかりと確認をしてみてくださいね。