スポーティーなデザインに生まれ変わったトヨタのハイブリッドセダン車
新型カムリ(CAMRY)が、フルモデルチェンジをして新発売されましたね。
先日、この新型モデルを試乗してきたのですが、思ったよりもしなやかな乗り心地に…。
競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタのクラウンに近い乗り心地だったのですが、
新しいプラットフォーム”TNGA”を採用しているためか、この新型カムリ(CAMRY)の方が
乗り心地が良い感じがしました。
このように外装や内装だけでなく、乗り心地も格段に良くなったトヨタの
新型カムリ(CAMRY)ですが、1回の給油で走行できる航続可能距離は、
どうだったのでしょうか?
この新型モデルの航続可能距離を確認したので、紹介したいと思います。
新型カムリの航続可能距離はどのくらい?
今回フルモデルチェンジをして新発売されたトヨタの新型カムリ(CAMRY)は、
次の3つのグレードを用意しています。
そして、この新型モデルは、グレードによって燃費が異なります。
■新型カムリのグレードラインナップと燃費性能
・Xグレード
JC08モード燃費:33.4km/L
・Gグレード
JC08モード燃費:28.4km/L
・Gレザーパッケージ
JC08モード燃費:28.4km/L
新型カムリ(CAMRY)のXグレードとそれ以外のグレードでは、車体重量が異なる事もあり、
燃費が異なります。
そんな新型カムリ(CAMRY)の航続可能距離を確認したところ、このようになっていました。
ちなみに、このクルマのガソリンタンク容量は、全グレード共通で50リットルです。
■新型カムリの航続可能距離
・Xグレード
航続可能距離:1,670km
・Gグレード
航続可能距離:1,420km
・Gレザーパッケージ
航続可能距離:1,420km
燃費性能が劣る上位モデルのGグレードやGレザーパッケージでも
航続可能距離が1,420kmと言うのは、凄いですよね。
個人的には、十分に満足できる航続可能距離になっているように感じました。
実燃費で計算すると…
ただ、この数値はJC08モード燃費で計算しているので、実際の数値とは異なります。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の航続可能距離を実燃費ベースで計算すると、どうなるのでしょうか?
この新型モデルの実燃費をディーラーさんに確認したので、紹介したいと思います。
ディーラーさんの話によると、街乗りの場合、新型カムリ(CAMRY)の実燃費は、
17km/L~18km/Lくらいのようです。
ディーラーさんから聞いた新型カムリ(CAMRY)の実燃費をベースにして聞いた時の
航続可能距離は、このようになっていました。
■新型カムリの航続可能距離
(燃費は、18.0km/Lで計算)
・Xグレード
航続可能距離:900km
・Gグレード
航続可能距離:900km
・Gレザーパッケージ
航続可能距離:900km
実燃費ベースで計算すると、1,000km弱に…。
(これでも十分ですが…)
ただ、高速道路を運転すると、実燃費が20km/Lを超える事が多いので、
後続可能距離で1,000kmを超えるようですよ。
ちなみに、このクルマの競合車・ライバル車の一つでもあるホンダの
アコード(ACCORD)のガソリンタンク容量が60リットルとなっています。
なので、新型カムリ(CAMRY)の航続可能距離は、ホンダのアコード(ACCORD)より
若干劣るようですよ。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたトヨタのハイブリッドセダン車
新型カムリ(CAMRY)の航続可能距離は、このようになっていました。
実燃費ベースで計算すると、1,000kmを若干切ってしまう可能性がありますが、
個人的には十分満足できる距離を確保しているのかなと思いました。
また、これだけの航続可能距離を備えているのなら、ガソリンスタンドに行く
手間もそれ程かからないのかなと、思いました。