車中泊にピッタリのクルマ新型フリードプラス(Freed Plus)が
フルモデルチェンジをして、新発売されましたね。
この新型フリードプラス(Freed Plus)の2列目シートは、
3列シートの標準モデルの7人乗りモデルのようなソファーシートを
採用しています。
この新型フリードプラスと標準モデルの2列目シートは、
同じデザイン・機能・座り心地になっているのでしょうか?
先日、この2台のクルマの実車を見る事ができたので、
2列目シート(後部座席)を比較してみたいと思います。
新型フリードプラスと標準モデルの2列目シート比較
今回新発売された新型フリードプラス(Freed Plus)の2列目シートは、
このようなデザインになっています。
私が見たモデルはハイブリッド車の最上位モデル”EXグレード”なので、
サイドにプライムスムースを採用した、コンビシートを採用。
見た目的に高級感があり、とても良いデザインだなと思いました。
一方、こちらは3列シートを採用している標準車の7人乗りモデルの
2列目ソファーシート。
今回私が見ることができたモデルは、ガソリン車の最上位モデルと
なっている”G ホンダセンシング”だったので、EXグレードとは異なり
ファブリック素材のシートを採用。
シート素材以外は、シートの雰囲気やデザインは似ていますよね。
スライド幅など基本的なデザインは似ている部分も多かったのですが、
実際に試乗してみると、若干の違いがありました。
違い1:アームレスト
今回新発売された新型フリードプラス(Freed Plus)と3列シートを
採用している標準モデルの2列目シートの違いの一つが、アームレストの有無。
3列シートを採用している標準モデルでは、このようなデザインの
アームレストが、シート中央に用意されています。
この標準モデルに採用されている2列目ソファーシートは比較的フラットな
座面に・背もたれになっているのですが、このアームレストがあれば
カーブを曲がった時にカラダが流れるのを抑制するのにピッタリ!
後部座席の居住性・快適性にとても貢献していると思いました。
一方、2列シートモデルの新型フリードプラス(Freed Plus)では、残念ながら
後部座席の中央部分に引き出し式のアームレストの用意は無し。
なので、後部座席の居住性・快適性だけなら2列使用のプラス(Plus)よりも
3列シートモデルの標準車の方が良いのかなと思いました。
違い2:2列目シートの収納方法
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型フリードプラス(Freed Plus)の
2列目シートのもう一つの違いは、収納方法。
2列仕様のプラス(Plus)では、座面を持ち上げて、その座面スペースに
背もたれを収納するダブルフォールダウン機能を採用。
ちなみに、こちらが2列目シートの座面を持ち上げた時の様子です。
一方、3列シートを採用している標準モデルでは、2列目シート全体を小さく
折り畳んで前方に回転させるタンブルアップ機能を採用。
新型フリードプラス(Freed Plus)は車中泊ができるようにこのような
シートアレンジにしたのだと思いますが、この2列目シートの収納に関しては、
レバー操作だけで2列目シートが小さくなる標準モデルの方が良いように感じました。
この2列目シートの収納方法の違いも、この2台のモデルの大きな
違いの一つだと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された5人乗りモデルのホンダの
新型フリードプラス(Freed Plus)と、7人乗りモデルの標準車の2列目
シートを比較してみたところ、このような違いがありました。
実際にこの2台のモデルの2列目シートを比較してみて、居住性・
使い勝手が良いと思ったのは、7人乗りモデルの標準車の方。
新型フリードプラス(Freed Plus)の2列目シートは、シートの収納方法の
面倒さなど欠点・デメリットもありました。
このようにこの2台のモデルの2列目シートは、似ているようで使い勝手が
全く異なります。特に2列目シートの収納方法の手軽さは全然違います。
もし標準モデルかPlusのどちらを購入しようか迷っているのなら、
2列目シートの使い勝手や居住性にも注目をしてみてくださいね。