2018年3月、三菱車初となるクーペスタイルSUV新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)が、デビューをしました。
クーペの流麗さとSUVのチカラ強さを兼ね備えたデザインが魅力のこの新型モデルですが、現在のところ用意されているパワートレインは、新開発の1.5リットルのターボエンジンを搭載したガソリン車のみ。
そんな新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)の気になっていた事の一つが、この新型モデルは、エコカー減税になっているのかと言う事です。また、エコカー減税対象になっているとしたら、減税率はどれくらいなのかと言う事です。
先日、ディーラーで見積もりを貰った際、この新型モデルのエコカー減税を確認してきたので、紹介したいと思います。
新型エクリプスクロスはエコカー減税対象車?
2018年3月にデビューをした新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)は、2WD車/4WD車合わせて6つのグレードを用意しているのですが、残念ながら、エコカー減税対象車ではありません。
なので、この新型モデルの場合、どのグレード選択しても自動車重量税・自動車取得税が100%課税されてしまいます。
ちょっとコレは残念ですよね。
自動車取得税・自動車重量税が100%課税されてしまい乗り出し価格が高くなってしまうのは、競合車・ライバル車よりも劣る新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)の欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。
自動車取得税・自動車重量税は、どれくらい課税される?
残念ながらエコカー減税対象車になっていない新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)ですが、どのくらい自動車取得税・自動車重量税は、課税されるのでしょか?
ちなみに、こちらは、私が先日貰ってきた最上位モデルの”Gプラスパッケージ”の見積もりです。
■新型エクリプスクロスの見積もり
グレード:Gプラスパッケージ
この見積もりの自動車取得税・自動車重量税の課税額を確認してみたところ、このようになっていました。
■新型エクリプスクロスのエコカー減税課税額
・自動車取得税: 72,800円
・自動車重量税: 36,900円
・合計金額 :108,700円
自動車重量税と自動車取得税の課税額だけでも、約10万9000円に…。
また、この最上位モデルのGプラスパッケージの車体本体価格に諸経費やオプション代を含めた乗り出し価格は、約325万円に…
ちなみに、今回新発売された新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)は、トヨタのC-HR/CHRやホンダのヴェゼル/ベゼルなどのライバル車・競合車よりも元々高い価格設定になっています。
■新型エクリプスクロスと競合車の車体本体価格
・三菱 新型エクリプスクロス
グレード:Gプラスパッケージ/2WD
車体本体価格:2,879,280円
・トヨタ C-HR
グレード:G-Tグレード
車体本体価格:2,605,200円
・ホンダ ヴェゼル
グレード:RS ホンダセンシング
車体本体価格:2,475,000円
競合車・ライバル車のガソリン車よりも元々車体本体価格が高い新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)ですが、自動車取得税や自動車重量税を含めた乗り出し価格で計算をすると、ライバル車との差は、さらに差が広がるのかなと思いました。
2018年3月にデビューをした新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)ですが、残念ながら、エコカー減税対象車ではありませんでした。
また、私は実際に見積もりを貰ってみたのですが、エコカー減税対象車では無い事もあり、乗り出し価格も、競合車・ライバル車よりもちょっと高めに…。
今回新発売された新型エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)は、スマホと接続して使用をする事を前提としたスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)やタッチパッドコントローラー、ヘッドアップディスプレイなど、競合車・ライバル車よりも機能や装備が充実しているのが、魅力の一つです。
ただ、この高めの価格設定・乗り出し価格は、購入を躊躇(ちゅうちょ)させる原因の一つになるのかなと、実際に見積もりを貰って感じました。