街乗りにピッタリなスタイリッシュなコンパクトSUVのC-HR/CHRが
トヨタから新発売されましたね。
発売以降売れ行きが絶好調なこのコンパクトSUVですが、デザイン性を
重要視したためか、荷室・ラゲッジスペースの大きさはやはり小さめ…。
競合車・ライバル車のホンダ ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)と比較すると、
このクルマの荷室・ラゲッジスペースはかなり狭いように感じました。
>>> トヨタC-HR/CHRとヴェゼルの荷室比較【どっちが広い!?】
そんなC-HR/CHRの荷室・ラゲッジスペースですが、
目隠しに使えるトノカバーが全グレード共有で標準装備されています。
そんなC-HR/CHRに装備されているトノカバーはどのようなデザインなのか?
また、使い勝手はどうだったのか?
このクルマを試乗してきた時にトノカバーのデザインなど確認してきたので、
紹介したいと思います。
トヨタC-HR/CHRのトノカバーの使い勝手レビュー
今回フルモデルチェンジをして新発売されたC-HR/CHRの
トノカバーは、このようなデザインになっています。
(正式名称は、パッケージトレイと呼ぶようです。)
ごらんの通り、このクルマに搭載されている丈夫なハードタイプ。
なので、このトノカバーの上に荷物を置くことも可能です。
ただ、テールゲートに紐で吊るすデザインになっており、
テールゲートの開け閉めに連動してトノカバーが上下します。
ちなみに、こちらはテールゲートを開けた時の状態。
なので、もし荷物をトノカバーの上に置いて置きたいのなら、
テールゲート部分に吊るす紐(ストラップ)を外すと良いのかなと思いました。
このようなデザインになっているC-HR/CHRのトノカバーですが、
個人的にはそれ程使い勝手は良く無いのかなと思いました。
私がこの新型SUVのトノカバーで気になった事・不満に感じた事を
紹介したいと思います。
不満1:荷室・ラゲッジスペースのサイズが損なわれる
今回新発売されたC-HR/CHRに標準装備されるトノカバーですが、
実際に見てみて気になったのは、荷室サイズ。
トノカバーを使用すると、やはり荷室・ラゲッジスペースの高さが損なわれます。
トノカバーを試乗しない状態での荷室・ラゲッジスペースの高さは約675mmなのに対し、
装着した時の高さは、約400mm。
■トノカバー装着時
■トノカバーを取り外した状態
かなり小さくなりますよね。
私が、「トノカバーを使用すると、荷室・ラゲッジスペースの高さが
かなり小さくなりますね。」と言ったところ、
ディーラーさんは、「C-HR/CHRは荷室・ラゲッジスペースの開口部の
傾斜がきついので、トノカバーを外しても使い勝手はそれ程変わりません。」と、
言っていました。
ただ、実際に見てみると、トノカバーの有り無しで、荷室・ラゲッジルームの
使い勝手は、かわるような感じが…。
このC-HR/CHRはもともと荷室・ラゲッジスペースが広く無いので、
個人的にはトノカバーを装着しない方が、使い勝手が良いのかなと思いました。
不満2:トノカバーを取り外した時の置き場所
また、C-HR/CHRに標準装備されているトノカバー(パッケージトレイ)は
取り外す事ができるのですが、取り外した時に困るのが置き場所…。
ソフトタイプのトノカバーのように巻き取って、床下収納などにスッポリと
収納する事ができないので、置き場所に困ります。
ディーラーさんは、「家の物置とかに置いている人が多いですね~。」と、
言っていましたが、かなり場所を取るので、取り外した時の置き場所には、
困るのかなと思いました。
ソフトタイプのトノカバーなら巻き取って、このように置き場所に困る事は、
無いんですよね。必要な時に簡単に出して使えるし…。
この頑丈なトノカバー(パッケージトレイ)も良いですが、標準装備をするのなら、
個人的には置き場所に困らないソフトタイプのトノカバーにして貰いたかったです。
今回トヨタから新発売されたC-HR/CHRのトノカバーは、
このようなデザイン、使い勝手になっていました。
トノカバーのデザインなどは良かったのですが、荷室の高さが制限される事や
取り外した時の事を考えると、必要ないと思う人もいるのかなと…。個人的には
全グレード標準装備ではなく、オプション設定にしていも良かったのかなと思いました。
もしこれからC-HR/CHRを見に行く方は、トノカバーの使い勝手なども
しっかりと確認をしてみてくださいね。