2017年10月、日産の次世代環境自動車の柱新型リーフ(LEAF)が、
フルモデルチェンジをして、2代目がデビューをしましたね。
今回新発売された2代目モデルは、自動運転技術の”プロパイロット機能”や
自動的に駐車をしてくれる”プロパイロット パーキング”など運転をラクに
してくれる便利な機能が充実しているのが、特徴の一つです。
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)は、
節電に繋がるヒートポンプシステムを採用したヒーターを採用するなど、
快適性にも配慮されています。
このようにできるだけ電力の消費を抑え、なお且つ、快適に過ごせるような工夫が
施されている新型リーフ(LEAF)ですが、シートイーターは、全グレードに
標準装備されているのでしょうか?
先日、この新型モデルのシートヒーター試乗について、確認をしてきたので、
紹介したいと思います。
新型リーフにシートヒーターは、標準装備されている?
結論から申し上げますと、今回フルモデルチェンジをして新発売された
新型リーフ(LEAF)は、GグレードやXグレードなど上位モデルだけではなく、
下位モデルのSグレードでもシートヒーターが標準装備されています。
これは嬉しいですよね。
ヒーターの消費電力の事を考えると、最上位モデルのGグレードだけでなく、
下位モデルのSグレードでも標準装備されているのは、とても良いと思いました。
実際にこのシートヒーターを使ってみると…
先日、この新型リーフ(LEAF)を試乗した際にシートヒーターを使ってみました。
センターコンソールの前方に配置されているシートヒーターのスイッチを入れると、
約30秒~1分くらいでシートの座面がポカポカと温まってくるのを実感します。
この新型リーフ(LEAF)のシートヒーターは、2段階の温度調整機能も
搭載されていますし、冬の寒い日には、とても重宝する機能なのかなと、思いました。
また、この新型モデルでは、エアコンやヒーターを使用すると、一気に
消費電力が高まり、航続可能距離が短くなります。
航続可能距離を伸ばすためにも、ヒーターよりも、電気消費量の少ない
シートヒーターやステアリングヒーターを優先して使った方が良いかも
しれませんね。
後部座席用のシートヒーターは、どうなっているの?
このように運転席と助手席などフロントシート用のシートヒーターは、
全グレード標準装備になっていた日産の新型リーフ(LEAF)ですが、
ちょっと残念だったのは、後部座席用のシートヒーターです。
このクルマでも後部座席用のシートヒーターは用意されているのですが、
全グレードオプション設定となっています。
これはちょっとガッカリですよね…。
Sグレードなど下位モデルでは、仕方ないかもしれませんが、個人的には、
上位モデルのGグレードでは、標準装備にしても良かったのかなと、思いました。
ちなみに、新型リーフ(LEAF)に用意されている後部座席用のシートヒーター
(正式名称は、後席クッションヒーター)は、次の2つのオプションパッケージを
購入すると、装備されます。
・寒冷地仕様
オプション価格:2万7000円
・本革シート
オプション価格:21万6000円
後部座席用のシートヒーターのみ単体で注文できないのは、少々残念でしたが、
意外とリーズナブルな価格設定になっています。
ファミリーカーとして、新型リーフ(LEAF)を使用するなど、後部座席を
頻繁に利用する方は、後部座席のシートヒーターが装着できる寒冷地仕様の
購入を検討しても良いかもしれませんね。
また、寒冷地仕様と言うと、積雪地域にお住いの方のみが注文するイメージが
ありますよね。
しかし、このクルマでは、後部座席用のシートヒーターが装着される事もあり、
首都圏など、あまり雪が降らない地域の方にも人気のオプションになっている
ようですよ。
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)の
シートヒーターを確認したところ、このようになっていました。
フロントシート用のシートヒーターは、全グレード標準装備されていましたが、
後部座席用のシートヒーターは、残念ながら、オプション設定になっていました。
ただ、寒冷地仕様ならオプション価格もリーズナブルですし、また、それ以外にも、
ヒーター付きのドアミラーや後部座席用のヒーターの吹き出し口も装着されます。
個人的には、この寒冷地仕様を注文した方が、運転手だけではなく、このクルマに
乗る人も快適に過ごせるのかなと、思いました。
ちなみに、いつも私がお世話になっているディーラーさんでは、新型リーフを注文した人の
約60%の人が、寒冷地仕様を注文していっているそうですよ。
やはり人気のオプションなんですね^^