トヨタのハイブリッドセダン車の新型カムリ(CAMRY)の10代目が、
2017年7月に新発売されましたね。
トヨタの最新のプラットフォーム”TNGA”を採用したこの新型モデルは、
先代モデルよりも車高が低くなり、スポーティーなデザインに…。
このように車高が低くなったトヨタの新型カムリ(CAMRY)ですが、
後部座席の広さはどうだったでしょか？また、居住性は、どうだったのでしょうか？
先日、この新型モデルの後部座席を確認してきたので、紹介したいと思います。
新型カムリの後部座席インプレッション：デザイン編
2017年7月にフルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の
後部座席は、このようなデザインになっています。
こちらは、XグレードやGグレードに採用されているファブリックシートの
後部座席です。
■新型カムリの後部座席(ファブリックシート)
一方、こちらは最上位モデルのGレザーパッケージに採用されている本革の
後部座席です。
■新型カムリの後部座席(ファブリックシート)
やはりファブリックシートよりも本革シートの方が高級感がありますね。
新型カムリ(CAMRY)らしいプレミアム感を味わいたいのなら、最上位モデルの
Gレザーパッケージの方が良いのかなと思いました。
また、ディーラーオプション設定になっている本革調のシートカバーも
なかなか良いデザインだと思いました。
>>> 内装が全く違う雰囲気に？新型カムリの純正シートカバーを実車画像で確認
新型カムリの後部座席の広さはどうだった？
このようなデザインになっている新型カムリ(CAMRY)の後部座席ですが、
頭上空間(ヘッドクリアランス)や足元空間(ニークリアランス)の広さは、
どうだったのでしょうか？
車高が低くなった事もあり、この新型モデルの頭上空間(ヘッドクリアランス)は、
それ程広くありません。
私の身長は約175cmあるのですが、背もたれに寄りかかると頭のてっぺんから
天井まで拳半個分くらいのスペースしか余裕がありません。背筋をピーンと
伸ばして座ると頭が天井に触れてしまいます。
後部座席の頭上空間(ヘッドクリアランス)に感じては、車高が低くなった影響を
もろに受けているのかなと、試乗をして感じました。
ただ、新型カムリの足元空間は…
このように頭上空間は狭くなっている新型カムリ(CAMRY)の後部座席ですが、
足元空間(ニークリアランス)に関しては、このようにかなり広くなっています。
運転席の位置を中間に設定した状態での後部座席の足元空間(ニークリアランス)の
広さは、このような感じ。
膝先から運転席のシートバックまで約140mm程余裕があるので、ヒザが
シートバックにぶつかる心配もありません。
足を組めるほど広くありませんが、成人男性でもゆったりと座れる後部座席の
足元空間(ニークリアランス)の広さは、好印象でした。
新型カムリの後部座席インプレッション：機能編
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の後部座席は、
背もたれの角度を調節できるリクライニング機能は、装備されているのでしょうか？
結論から申し上げますと、この新型モデルの後部座席の背もたれは、
リクライニングする事ができません。
ただ、実際に座ってみると分かるのですが、この新型モデルの後部座席は、
人間工学に基づいて、長時間座っていても疲れにくいように背もたれの角度や
座面の厚みは考えられています。
なので、この新型モデルの後部座席の座面に腰を掛けて、背もたれに寄りかかると
ピタッと座面が背中にフィットする感じが…。また、背もたれは垂直ではなく、
若干傾斜されているので、長時間座っていても腰がつらくありません。
後部座席にリクライニング機能が装備されていないのは残念でしたが、
この事を感じさせないくらい新型カムリ(CAMRY)の後部座席は、居住性・
座り心地は、良かったです。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の後部座席の
居住性や広さを確認してみたところ、このようになっていました。
この新型モデルは車高が低くなった事もあり、頭上空間(ヘッドクリアランス)の
狭さは少々気になりましたが、足元空間も広いため、窮屈感は全く感じませんでした。
また、リクライニング機能も装備されていませんでしたが、居住性・座り心地も
それ程悪いとは、思いませんでした。
このようなデザインになっていた新型カムリ(CAMRY)の後部座席ですが、
個人的には、十分に満足できる広さ＆居住性を備えているなと思いました。
また、このクルマにVIPやお客さんを乗せても、十分に満足できる快適性を
備えているなと思いました。
