2017年6月、日産のミドルクラスSUVの新型エクストレイル(X-TRAIL)が、
ビッグマイナーチェンジをして新発売されましたね。
今回のビッグマイナーチェンジでは、同一車線自動運転技術のプロパイロット機能や
オートブレーキホールドなどが注目を集めていますが、それ以外にも数多くの嬉しい
機能が装備されています。
その中の一つが、シートヒーター。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)では、
日産初となる”クイックコンフォートシートヒーター”と言う機能が搭載されています。
この”クイックコンフォートシートヒーター”とは、どのような機能なのでしょうか?
また、使い心地はどうだったのか?
先日、この新型エクストレイル(X-TRAIL)を試乗した時、日産初となる
“クイックコンフォートシートヒーター”を試した感想を紹介したいと思います。
新型エクストレイルのクイックコンフォートシートヒーターとは?
この新型エクストレイルに初搭載された”クイックコンフォートシートヒーター”とは、
段階に応じて温める部位と温度を調整して、できるだけ早く、そして快適に温かさを
感じてもらう機能の事です。
具体的には、まず初めに臀部(お尻まわり)など人間が温かいと感じやすい部分を
重点的に温めます。そして、その後、部位によって温度を調整して、長い時間
シートヒーターを使用していても、熱くなり過ぎず、快適に過ごせるように
してくれるようです。
このクイックコンフォートシートヒーターを使った感想は?
先日、この日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)を試乗した際に
“クイックコンフォートシートヒーター”を試してみたのですが、使い勝手は、
思ったよりも良い感じ。
センターコンソールの中央にあるインテリジェント4×4ダイヤルの横にある
シートヒータースイッチをONにすると、まずお尻まわりが、ものの10秒~
20秒くらいでジワジワと温まってきます。
■新型エクストレイルのシートヒータースイッチ
そして、その温かさがシート全体に広まっていく感じが…。
また、今回私は真夏日に試乗をさせてもらったので、シートヒーターの
温度設定を”ロー(LO)”にしていたのですが、温かくなり過ぎずにシート全体から
じんわりと熱が伝わってくる感じは、なかなか良いと思いました。
正直に言ってこの日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載されている
“クイックコンフォートシートヒーター”と他のシートヒーターの違いは
分りませんでしたが、少なくともその名の通り、快適さはありました。
後部座席にもシートヒーターを搭載
また、この新しく発売された日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の
シートヒーターで良いと思った事の一つが、後部座席(2列目シート)の左右にも
搭載されていた事です。
真冬にクルマに乗った時、フロントシートに座る人だけではなく、後部座席に
座った人もスグに温かさを感じられるシートヒーターを利用できるのは、
嬉しいですよね。
後部座席のシートヒータースイッチがセンターコンソール部分に備わっており、
同乗者が直接操作できないのは、少々残念ですが、後部座席にもシートヒーターが
装着されているのは、このクルマの良いところの一つなのかなと思いました。
ちなみに、この画像の右側2番目の”REAR”と書かれていスイッチが、
後部座席用にシートヒータースイッチです。
■新型エクストレイルの後部座席用シートシータースイッチ
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)に
装着されるシートヒーターを確認したところ、このような使い勝手になっていました。
競合車・ライバル車のシートヒーターと比較する事はできませんでしたが、
エンジンを立ち上げてスグにシートの座面や背もたれから温かさを感じるのは、
とても良いと思いました。
また、後部座席にシートヒーターが装備されるのも好印象でした。
ただ、新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載されているシートヒーターは、
全グレード通じて、メーカーオプション設定になっています。
個人的には上位モデルの”20X”では、標準装備にしても良かったのかなと、思いました。