オンロードだけでなく、オフロードでも走破できる対応力の広さが魅力の
日産の本格派SUV新型エクストレイルが、ビッグマイナーチェンジをしましたね。
今回もマイナーチェンジ前のモデルと同様にハイブリッド車とガソリン車を
用意しているのですが、大きな違いの一つが後部座席。
特に後部座席のアームレストのデザイン&使い勝手に、大きな違いがありました。
そんな新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席のアームレストですが、
ハイブリッド車とガソリン車では、どのような違いがあるのでしょか?
実車画像を使って、新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車と
ガソリン車の後部座席のアームレストの違いを紹介したいと思います。
新型エクストレイルの後部座席:アームレスト画像レビュー
2017年6月にビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイルの
ハイブリッド車の後部座席は、このようなデザインになっています。
そして、こちらは、ガソリン車の後部座席。
これらのシートの中央にあるシートの中央にあるセンターアームレストを
引き出してみると、このような感じになっています。
■ガソリン車の後部座席のアームレスト
■ハイブリッド車の後部座席のアームレスト
ハイブリッド車の後部座席のアームレストは、背もたれの一部を引き出す
一般的なデザインになっています。
一方、ガソリン車の後部座席のアームレストは、背もたれ全体が前方へ
倒れる”リヤセンターアームレストスルー”を採用。
このように後部座席のセンターアームレストのデザイン&使い勝手が
異なるため、後部座席の居住性・快適性に大きな違いがありました。
実際に試乗をして感じた後部座席の快適性の違いとは?
今回新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車を
試乗させて貰った時に後部座席にも座らせて貰ったのですが、
まず大きく異なるのがプライベート感。
ガソリン車に備わっているリヤセンターアームレストスルーは、背もたれ全体が
センターアームレストに変わり、左右のシートが完全に独立するので、ゆったりと
プライベート感を味わう事ができました。
(個人的には、もう少しアームレストが広い良かったですが…)
一方、一般的なセンターアームレストを採用しているハイブリッド車は、
ガソリン車と比較すると、プライベート感が劣る感じが…。
個人的には、ハイブリッド車よりもリラックスできて、快適に過ごせる
ガソリン車のリヤセンターアームレストスルーの方が好みでした。
ガソリン車のリヤセンターアームレストスルーで気になった事とは…
このようにプライベート空間を楽しめる新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ガソリン車の後部座席ですが、実際にリヤセンターアームレストスルーを
使ってみて気になった事が…。
それは高さ。
新型エクストレイルのガソリン車のリヤセンターアームレストスルーは、
背もたれ全体が前方へバタンと倒れるデザインになっているためか、
ハイブリッド車よりもセンターアームレストの位置が低くなっています。
そのためにちょっと腕を置きにくい印象が…。
一方、新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車のセンターアムレストは、
高さがしっかりと腕を置きやすい位置に調整してあり、また、腕をおいても
垂直をキープしています。
なので、ハイブリッド車のセンターアームレストの方が、腕を置きやすく、
また、フィット感も良いように感じました。
アームレストとしての使い勝手の悪さは、リヤセンターアームレストスルーの
欠点・デメリット一つなのかなと思いました。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
後部座席のセンターアムレストは、ハイブリッド車・ガソリン車それぞれ
このようなデザインになっていました。
個人的に気に行ったのは、ガソリン車の後部座席に標準装備されている
リヤセンターアームレストスルーの方。
若干アームレストの高さが気になったものの、プライベート感を
楽しめるのは、好印象でした。
このように新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車は
センターアームレストの使い勝手が異なるため、後部座席の居住性・
快適性が異なります。
もし試乗をする機会があったら、ぜひとも後部座席の快適性・居住性の
違いを実感してみてくださいね。