日産の本格派SUVの新型エクストレイル(X-TRAIL)が、
2017年6月にビッグマイナーチェンジをして、新発売されましたね。
外装・エクステリアのデザインなど大きく進化をした新型モデルですが、
一番の注目ポイントは、同一車線自動運転技術のプロパイロット機能が
搭載された事ですよね。
先日、この新型モデルを試乗させて貰った際、このプロパイロット機能を
試させて貰ったのですが、思ったよりも乗り心地が良くてビックリしました。
そんな新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載された自動運転技術の
プロパイロット機能ですが、赤信号を検知して、自動的に停車し、青信号に
なると発信する事は出来るのでしょうか?
試乗をした時にこの新型モデルのプロパイロット機能を確認をしてきたので、
紹介したいと思います。
新型エクストレイルのプロパイロット機能:信号を検知して停車できる?
結論から申し上げまして、今回新発売された日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)に
搭載されている自動運転技術のプロパイロット機能ですが、信号の色を検知をする
機能は搭載されていません。
なので、赤信号の際などブレーキを踏まないで自動的にクルマが停車をする事は、
ありません。
自動運転技術と聞くと、信号も検知して、スタートからストップまで全自動で
行う事ができるイメージを持つ方もいると思います。
ただ、今回、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載されている自動運転技術の
プロパイロット機能は、そこまで優れた機能を備えていません。
イメージ的には、このプロパイロット機能は、前を走るクルマの速度を検知して
自車のクルマのスピードを調整してくれる追従型のクルーズコントロールに、
白線を検知して、白線内をはみ出さないようにしてくれる”車線逸脱防止機能”を
合わせたような機能性しか備えていません。
また、この日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載されている自動運転技術の
プロパイロット機能は、基本的には高速道路での使用を目的としており、
一般道での利用をおススメしてい無い事も理由の一つかもしれません。
ただ、2020年までには一般道でも使用できる自動運転技術の開発を日産は
目指しているようなので、もう少し待てば、信号を検知をして、自動的に
発進&停車をする自動運転技術が登場するかもしれませんね。
信号は検知しないけど、ある条件では停車する事も…
このように新型エクストレイル(X-TRAIL)の自動運転技術プロパイロット機能は
信号を検知する事はできませんが、ある条件が重なると、信号で自動的に
停車をする事が可能です。
それは、信号で停車をする際に前走車がいる時。
今回、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載されている自動運転技術の
プロパイロット機能(クルーズコントロール)は、先ほども申し上げた通り、
前走車のスピードを検知をして、自車のスピードを調整する機能が装備されています。
なので、前走車が信号待ちで自動的にスピードを落として停車すると、追随している
自車も自動的にスピードを落として停車します。
また、前のクルマが発進をした時は、アクセルを再び踏むか、ハンドル・
ステアリングホイールの右側に装備されているステアリングスイッチの”RES+”を
押すと、追従走行を再開します。
■新型エクストレイルのステアリングスイッチ
なので、前走車がいる場合は、信号でクルマが停車をした感覚を楽しむ事ができますよ。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)に
搭載されている自動運転技術プロパイロット機能は、現在のところ、残念ながら
信号を検知して停車&発進する事はできません。
ただ、一般道でプロパイロット機能(クルーズコントロール)を使用すれば、
条件によっては、停車まで行う事が可能になっていました。
私はこのクルマを試乗した際、プロパイロット機能(クルーズコントール)を
使用して、走行させて貰ったのですが、思ったよりも便利だと思いました。
白線を検知できないので、ハンドルの自動操舵はほとんどできませんでしたが、
アクセル操作をしてくれるだけでも、疲労感が全然違うなと感じました。
もし新型エクストレイル(X-TRAIL)を試乗する際は、プロパイロット機能を
試してみてくださいね。