日産のタフギア新型エクストレイル(X-TRAIL)がフルモデルチェンジをして、
新発売されましたね。
この新型エクストレイルと同じタイミングでビッグマイナーチェンジをして、
新発売されたのが、トヨタの高級SUVの新型ハリアー(Harrier)。
若干コンセプトが異なるこの2台のモデルですが、同じサイズ感のSUV
と言う事で、どちらを購入しようか比較する人も大勢います。
先日、新型エクストレイル(X-TRAIL)と競合車・ライバル車の一つでもある
ハリアー(Harrier)を試乗をしてきたのですが、それぞれ特徴があって面白かったです。
そんな2台のモデルを比較した時、ハリアー(Harrier)よりも
新型エクストレイル(X-TRAIL)の方が優れていると思った事を2つ紹介したいと思います。
新型エクストレイルのメリット１：自動運転技術
トヨタのハリアー(Harrier)よりも今回ビッグマイナーチェンジをした
新型エクストレイル(X-TRAIL)の方が優れている＆魅力を感じた事の一つが、
同一車線自動運転技術のプロパイロット機能が装着されている事。
先日、高速道路で同一車線自動運転技術のプロパイロット機能を試乗させて
貰ったのですが、思ったよりも良い感じでした。
私がこのプロパイロット機能を使ってみて、何よりも良いと思ったのは、
安心感があった事。
新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載されているプロパイロット機能は、
クルマのフロントガラスに搭載されているフロントカメラが前方を検知して、
ハンドル操作をしてくれるのですが、白線の中央を走行するので、安心感があります。
また、ハンドルの操舵感は若干カクカク、カタカタとロボットが運転をしている
感じがあるのですが、乗り心地自体はとっても良好。
加速やブレーキングもとってもスムーズ＆滑らかなので、自分から言わらないと
同乗者は、誰も自動運転をしているのなんて気づかないと思います。
むしろ運転が下手な人よりもよっぽど安心感がある感じが…。
新型エクストレイル(X-TRAIL)に搭載されているような自動運転機能は、
まだハリアー(Harrier)には、装備されていません。むしろトヨタは、
自動運転などにあまり積極的ではないので、当分発売されてないと思います。
この長距離運転をとってもラクにしてくれる自動運転技術のプロパイロット機能が
搭載されている事は、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の魅力＆メリットの
一つなのかなと思いました。
新型エクストレイルのメリット2：使い勝手の良さ
また、ハリアー(Harrier)には無い新型エクストレイル(X-TRAIL)の
魅力の一つが、クルマの使い勝手の良さ。
この新型エクストレイル(X-TRAIL)は、アクティブに使う人を想定しているためか
ゴムのような防水仕様のシートを採用。
また、荷室・ラゲッジスペースのフロアも汚れを掃除しやすいプラスチックの
ような素材を使用しています。
なので、ちょっと汚れてもサッと拭き取る事が可能です。
このように汚れや傷を気にせずに使えるのは、新型エクストレイル(X-TRAIL)の
魅力の一つなのかなと思いました。
荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の良さも魅力の一つ
また、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の良さも新型エクストレイル(X-TRAIL)の
魅力＆メリットの一つ。
例えば、この新型モデルののガソリン車の2列シートモデルは、2枚のラゲッジボードを
用意しており、この組み合わせによって、様々な荷室アレンジを行う事が可能です。
■新型エクストレイルの荷室アレンジ
また、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)では、キーを携帯した状態で、
足の出し入れの動作をするだけでラゲッジゲートを開閉できるハンズフリー
バックドアを装備。
>>> 【関連記事】新型エクストレイルの荷室【ハンズフリーバックドアを使った感想】
時々反応がしない事があったりと、まだまだ改善の余地はあると思いますが、
赤ちゃんを抱いている時や両手いっぱいに荷物を抱えている時には、便利ですよね。
このようにハリアー(Harrier)よりも荷室・ラゲッジスペースの使い勝手が
良い事も新型エクストレイル(X-TRAIL)の魅力なのかなと思いました。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)と
競合車・ライバル車のハリアー(Harrier)を比較したところ、このような違いがありました。
乗り心地や走破性などはどちらもとても良く、甲乙はつけがたいです。
ただ、道具としての使い勝手の良さはトヨタのハリアー(Harrier)よりも、
新型エクストレイル(X-TRAIL)の方が明らかに上なのかなと思いました。
