プロパイロット機能が装着され使い勝手が良くなった新型エクストレイル(X-TRAIL)が、
2017年6月にビッグマイナーチェンジをして、新発売されましたね。
今回新発売された新型モデルは、先代モデルと同様にハイブリッド車と
ガソリン車をラインナップ。また、ガソリン車には、5人乗りの2列シート
モデルと、7人乗りの3列シートモデルを用意しています。
そんな新型エクストレイル(X-TRAIL)ですが、後部座席の足元や頭上空間の広さは、
どうだったのでしょうか?実際に試乗をして、気になる部分は、無かったのでしょうか?
先日、この新型モデルを試乗した時に後部座席の広さや居住性を確認してきたので、
紹介したいと思います。
新型エクストレイルの後部座席の居住性
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
後部座席は、このようなデザインになっています。
防水加工を施したシートはゴムのような素材を採用しているため、濡れた状態で
座る事が可能です。
また、シートの内部に染み込まない作りになっており、また、掃除やお手入れも
カンタンなのでいるので、小さいお子さんがいるファミリカーとしても重宝する
のかなと思いました。
新型エクストレイルの頭上空間は、どうだった?
このようなデザインになっている新型エクストレイル(X-TRAIL)の
後部座席ですが、やはり居住性が気になりますよね。
私もこのクルマの居住性が気になったので、試乗中、ディーラーさんに
お願いをして、後部座席に座らせていただきました。
身長が175cmある私がこの新型モデルの後部座席に座ってみたところ、
頭のてっぺんから頭上空間まで拳を縦にして1個半の広さがありました。
なので、居心地の悪さを感じません。
また、新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車に装備されている
リクライニング機能を使用すれば、さらに頭上空間に余裕が生まれます。
また、このクルマの後部座席は着座位置が高めに設定されているので、
後部座席に座っていても窮屈感を感じません。この点もこの新型モデルの
良いところなのかなと思いました。
新型エクストレイルの足元空間は、どうだった?
一方、新型エクストレイル(X-TRAIL)の足元空間(ニークリアランス)の広さは、
どうだったのでしょうか?
私が運転しやすい位置に運転席を設定して、後部座席を一番後ろまで
スライドした時のこの新型モデルの足元空間は、このような感じ。
見て頂ければわかると思いますが、足元空間(ニークリアランス)はかなり広め。
実際に私がこのクルマの後部座席に座ると、足元空間の広さはこのような感じに
なります。
普通に座った状態で膝先からフロントシートバックまで拳を約2個分の広さを確保。
フロントシート下のトンネルも広いため、足を伸ばして座る事も可能です。
競合車・ライバル車のトヨタの人気SUVのハリアー(Harrier)も足元空間が広く、
居住性に優れていましたが、個人的には、このクルマの方が一回り足元空間は
広いように感じました。
3列シートモデルは注意が必要
このように足元空間の広さに満足できる新型エクストレイル(X-TRAIL)ですが、
注意が必要なのが、3列シートモデル。
3列シートモデルの場合、後部座席(2列目)を一番後ろまでスライドさせてしまうと、
このように3列目シートの足元空間に全く余裕がなくなってしまいます。
なので、3列目シートを使用する場合、後部座席(2列目シート)を少し前に
しないといけません。そうすると、必然的に後部座席(2列目シート)の足元空間は
狭くなる事に…。
実際に3列目シートの足元空間を確保した時の後部座席(2列目シート)の広さは、
このような感じ。
先ほどと比較すると、かなり狭いですよね。
実際にこの状態で、後部座席(2列目シート)に座ってみたのですが、足を
動かすスペースが少ないため、ストレスを感じます。
3列シートモデルは便利でとても良いのですが、個人的には新型エクストレイルの
ボディサイズでは、3列目・2列目に同乗する方が満足できる居住性を確保するのは、
ちょっと難しいのかなと思いました。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
後部座席の居住性を確認したところ、このようになっていました。
2列シートモデルの場合は、後部座席に座っても狭さを感じる事無く、
とても快適に過ごす事ができました。
ただ、3列目シートを使用した時は、足元空間が狭く感じました。
もし新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートモデルの購入を検討している方は、
試乗をして、足元空間の広さや使い勝手をしっかりと確認してみてくださいね。