日産の本格派SUVの新型エクストレイルがビッグマイナーチェンジをして、
スタイリッシュなデザインに生まれ変わりましたね。
そんな新型エクストレイル(X-TRAIL)の今回の大きな変更点の一つが、
ガソリン車の2列シートモデルにも後部座席のリクライニング機能が
装備された事ですよね。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイルの
後部座席のリクライニング機能は、どのような感じなのでしょうか?
実際に確認をしてきたので、紹介したいと思います。
新型エクストレイルの後部座席:リクライニング幅を確認
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイルの
ガソリン車の後部座席は、このようなデザインになっています。
私が見たモデルのシート素材は、撥水性の高いゴムのような素材を
使用しており、水に濡れても安心です。サッと乾いたタオルや雑巾で
一拭きすれば、元通りになります。
このようなデザインになっている新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席ですが、
実際に肩口に装備されているリクライニングレバーを操作して
背もたれを倒してみると、このような感じ。
これが最大です。
後部座席の背もたれのリクライニング幅は、このように極わずか。
日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)は荷室・ラゲッジスペースが広く、
後ろに余裕があるので、個人的にはもう少し後部座席をリクライニング幅が
ある事を期待していたのですが…。少々残念でした。
ただ、実際にリクライニングを後部座席に座ってみると…
このようにリクライニング幅は少ない新型エクストレイル(X-TRAIL)の
後部座席ですが、実際に座って見ると、思ったよりも悪くない…。
また、背もたれをしっかりとリクライニングしているのを実感できる
乗り心地・座り心地になっていました。
もともと新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席の背もたれは、
垂直気味なデザインになっているのが気になっていたのですが、
後部座席をリクライニングすると、背もたれの角度がかなりラクに…。
マイナーチェンジ前のモデルのガソリン車の2列シートモデルは、
後部座席にリクライニング機能が装備されていませんでした。
なので、長時間後部座席に座っていると、腰に負担が…。
また、態勢を変えにくいのも欠点・デメリットだと思っていました。
しかし、今回のマイナーチェンジでは、ガソリン車の2列シートモデルでも
後部座席にリクライニング機能が装着され、居住性・快適性がかなり良く
なった印象が…。
なにより長時間座っていても疲れにくいデザインになっているのが、
好印象でした。
ちなみに、リクライニングをして新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席に
座ってみると、ヘッドクリアランス(頭上空間)にも余裕がでて、圧迫感や
窮屈感を感じません。
この頭上空間の余裕も後部座席のリクライニング機能の良いところ
なのかなと思いました。
ハイブリッド車の後部座席には、リクライニングが装着されない
このようにガソリン車の後部座席には、リクライニング機能が装着
されましたが、ハイブリッド車には設定がありません。
■新型エクストレイルのハイブリッド車の後部座席
なので、この垂直気味の背もたれを後ろに倒すのは、できません。
このように後部座席の居住性・快適性が劣るのは、ハイブリッド車の
残念な部分なのかなと思いました。
ちなみに、ディーラーさんの話によると、ハイブリッド車にも
後部座席のリクライニング機能やスライド機能を装着して欲しいと言う声が
結構届いているそうです。
もしかしたら、いつか新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車にも
後部座席のリクライニング機能が装着されるかもしれませんね。
今回のビッグマイナーチェンジで新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ガソリン車のリクライニング幅を確認したところ、このようになっていました。
実際に見てみると、このクルマのリクライニング幅はそれ程大きくありません。
ただ、実際に座ってみると、快適性が全然違います。
個人的には、常に新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席は
リクライニングした状態で良いのかなと思いました。そのくらい良かったです。
もしこれからこの新型モデルの試乗に行かれる方は、後部座席を実際に
リクライニングして、座り心地や居住性を確かめてみてくださいね。