2017年2月、トヨタが次世代環境車の柱と位置付けているプラグイン
ハイブリッド車の新型プリウスPHV(Prius PHV)が新発売しましたね。
11.6インチの大型ディスプレイをインパネの中央に配置するなど
インパクトのある内装・インテリアになっているこの新型PHVですが、
それ以外の機能や装備も充実しています。
私は発売当初にこの新型プリウスPHV(Prius PHV)を試乗させて
貰ったのですが、良いと思ったのが、ステアリングヒーターや
シートヒーターが全グレードに標準装備されていた事。
ただ、使い勝手で若干気にある部分もありました。
そんな新型PHVのシートヒーターやステアリングヒーターの使い勝手は、
どうだったのでしょうか?試乗した時に使ってみた感想を紹介したいと思います。
新型プリウスPHVのシートヒーター画像レビュー
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)ですが、
運転席側・助手席側ともにシートーヒーターが標準装備されています。
シートヒーターのスイッチは、このようなデザインに…。
“Hi(ハイ)”と”LO(ロー)”の2段階から温度を調整する事ができる
デザインになっていたのは、好印象でした。
実際にこのシートヒーターを使ってみると…
私は新型プリウスPHV(Prius PHV)を試乗した時はまだ寒かったので、
シートヒーターを使ってみたのですが、使い勝手は思ったよりも良好。
このクルマのシートヒーターは背もたれも座面も温まるタイプを採用。
私が試乗した日は寒かったので、まずはシートヒーターの温度をHi(ハイ)で
使ってみたのですが、スイッチを入れて1分も経たないうちに、背中やお尻が
ジワジワと温かくなってくるのが分かります。
私が試乗した時は厚手のパーカーを着ていたので、あまりポカポカ感は
感じないのかなと思っていたのですが、思ったよりも温かくなってビックリ…。
また、熱くなり過ぎないので、ずっとつけていても大丈夫な感じ…。
実は私はヒーターをつけた時に室内の空気が”もわぁ~~ん”とするのが
苦手なので、スグにヒーターを消してしまいます。
しかし、新型プリウスPHV(Prius PHV)のシートヒーターは、しっかりと温かさを
感じ取ることができるので、私のように車内のヒーターが苦手な人にとっては、
冬に大活躍する機能なのかなと思いました。
個人的にはこの新型プリウスPHV(Prius PHV)のシートヒーターには、大満足でした。
新型プリウスPHVのシートヒーターの残念なところ…
このようにしっかりとお尻や背中を温めてくれる新型プリウスPHV(Prius PHV)の
シートヒーターですが、唯一残念に感じたのは、スイッチの位置。
このクルマのシートヒータースイッチは、インパネの一番前の
奥まった位置に配置されています。
なので、運転中に操作がしにくい…。
思いっきり手を伸ばさないと、このシートヒータースイッチに手が届きません。
この新型プリウスPHV(Prius PHV)では、インパネの中央に11.6インチの縦長の
大型ディスプレイが用意されています。
エアコンやヒーターの風量設定などはこの大型ディスプレで設定できる
デザインになっていますが、シートヒーターの操作もこの大型ディスプレで
できるようにして貰いたかったです。
もしくは、ハンドル・ステアリングヒーターと同じハンドル部分に
シートヒーターのスイッチを配置してもらいたかったです。
シートヒーターの温度などは良かっただけに、スイッチに位置、
操作性の悪さが気になってしまいました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)は、
このようなデザインのシートヒーターが、全グレード共通して標準装備されています。
運転中に操作がしにくいスイッチの位置はちょっと残念でしたが、
スイッチを入れた瞬間に背中やお尻から温かさを感じる機能性の良さは好印象でした。
シートヒーターは装備されていると、助かる機能の一つです。
もしこれから新型プリウスPHV(Prius PHV)を試乗する方は、シートヒーターの
使い勝手や、ONにした時の座り心地などをしっかりと確認してみてくださいね。