ホンダのコンパクトミニバン新型フリード(Freed)が2016年9月に
フルモデルチェンジをして、新発売されましたね。
このホンダの新型フリードの競合車の一つが、スズキから発売中のプチバン
新型ソリオ(SOLIO)。
新型フリード・ソリオともに得背が高いクルマになっているので、
荷室・ラゲッジスペースは、使い勝手が良くなっています。しかし、
この2台のモデルでは荷室・ラゲッジスペースのデザイン、使い勝手が
全く異なります。
そんな新型フリードとソリオの荷室・ラゲッジスペースの使い勝手や
広さを比較してみました。
比較1:新型フリードの荷室
2016年9月にフルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)の
荷室・ラゲッジスペースの開口部は、このようになっています。
荷室フロアの位置(荷室開口高)は、かなり低いのがわかりますね。
どうやら新型フリード(Freed)の荷室開口高は、460mmとなっており、
競合車・ライバル車の中で特に低くなっているようです。
積み下ろしがしやすいこの新型モデルの荷室・ラゲッジスペースは、
とても使い勝手が良いように感じました。
新型フリードの荷室・ラゲッジスペースのアレンジ
今回私がホンダのディーラーで見せてもらったモデルは、3列目シートを
採用した新型フリード(Freed)の7人乗りモデル。
3列目シートを使用すると、このように荷室・ラゲッジスペースは、
狭くなってしまいます。
近所のスーパーマーケットの買い物袋などを置くには十分ですが、
旅行用のスーツケースやボストンバックを置くには、ちょっと狭い感じがしました。
ただ、新型フリード(Freed)の3列目シートは収納する事が可能です。
跳ね上げ式を採用しているこの新型モデルの3列目シートを収納したした時の
荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになります。
跳ね上げ式なので横幅が若干狭くなってしまうのが欠点・デメリットですが、
荷室・ラゲッジスペースの奥行きは十分。3列目シート使用時よりもかなり
使い勝手は良くなったように感じました。
そして、新型フリード(Freed)は2列目シートも収納&格納する事が可能です。
今回新発売された新型フリード(Freed)の7人乗りモデルは、2列目シートに
ソファーシートを採用しているのですが、前方に折り畳んでこのように
荷室・ラゲッジスペースを広くする事が可能です。
このようなシートアレンジにすると後部座席に誰も座る事はできなく
なってしまいますが、荷室・ラゲッジスペースの広さは十分。
ちょっと大きな荷物を持ち運ぶ時には役に立つのかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをした新型フリード(Freed)は、3列目シート使用時の
荷室の広さは気になりましたが、荷室・ラゲッジスペースのアレンジが豊富なのは、
とても良いと思いました。
比較2:スズキ新型ソリオの荷室
一方、2列シートを採用しているスズキのプチバン新型ソリオ(SOLIO)の
荷室・ラゲッジスペースの開口部は、このようになっています。
開口部が四角いデザインになっていて、使い勝手が良さそうですよね。
ただ、この新型ソリオ(SOLIO)の開口部で残念だったのは、フロア位置が
高いこと。荷物の積み下ろしは新型ソリオよりも新型フリードの方が
しやすいのかなと思いました。
新型フリードの荷室・ラゲッジスペースのアレンジ
そして、新型フリード(Freed)の荷室・ラゲッジスペースは、このような
デザインになっています。
このクルマの後部座席は前後にスライドする機能が装備されているのが、
特徴・メリットの一つですが、一番前にスライドした時の荷室・ラゲッジスペースは
このような広さになっています。
一方、後部座席を一番後ろにスライドすると、このような感じ。
3列目シートまで使用した時の荷室・ラゲッジスペースの広さと比較すると、
新型ソリオ(SOLIO)の方が格段に広くなっております。
後部座席を使用した時の荷室・ラゲッジスペースの広さは、スズキのプチバン
の方が使い勝手が良いように感じました。
また、新型ソリオ(SOLIO)は後部座席の背もたれを前方に収納して、
広い荷室・ラゲッジスペースを作り事が可能です。
実際にこのクルマの後部座席を収納してみると、このような感じ。
奥行きは新型フリード(Freed)に若干及びませんが、これでも十分な広さ。
荷室・ラゲッジスペースのフロアもほぼフラットですし、使い勝手は良いように
感じました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型フリード(Freed)と競合車・
ライバル車の新型ソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジルームをひかくしてみたところ、
このようになっていました。
3列シートの新型フリード(Freed)と2列シートの新型ソリオ(SOLIO)の
荷室・ラゲッジスペースの広さや使い勝手をカンタンに比較する事はできません。
ただ、気軽に前後にスライドできる新型ソリオの後部座席スライド機能や
新型フリード(Freed)の3列目シートを格納した時の横幅の広さを考えると、
新型ソリオ(SOLIO)の方が使い勝手が良いのかなと思いました。
この2台のクルマの荷室・ラゲッジスペースのコンセプトは、まったく異なります。
もしどちらのクルマを購入しようかまっているのなら、ぜひとも2つのモデルを
しっかりと比較してみてくださいね。