2010年に日産からデビューをした電気自動車新型リーフ(LEAF)が、2017年10月、
初のフルモデルチェンジをして、2代目に移行をしました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型モデルと旧型モデルを比較して、
大きく変わった事の一つが、外装・エクステリアのデザインです。
先代モデルは”ずんぐりむっくり”した、かなり個性的なデザインを
していたのですが、今回新しく生まれ変わったデザインは、日産の
特徴でもあるVモーショングリルが映える精悍なデザインに…。
全く異なる印象のクルマになりました。
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型リーフ(LEAF)と、
先代モデルを比較して、大きく変わったのが、ボディサイズです。
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)は、
大きいのでしょうか?また、先代モデルと比較して、ボディサイズはどのくらい
異なるのでしょうか?
実車画像を使って、初代と2代目のボディサイズの違いを比較してみたいと思います。
新型リーフと初代モデルのボディサイズ比較
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)の
外装・エクステリアは、このようなデザインをしています。
■新型リーフの外装・エクステリア
一方、先代モデルの外装・エクステリアは、このようなデザインをしています。
■旧型リーフの外装・エクステリア
全く見た目が異なりますよね。
今回新発売された新型モデルのフロントマスクは、Vモーショングリルや
鋭い眼光になったLEDヘッドライトを採用しており、先代モデルよりも
凛々しい表情に…。
良い意味で普通っぽい外装・エクステリアになりました。
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)と
先代モデルを比較してみて、大きく変わったと感じたのが、後ろ姿です。
旧型のテールゲートは、”窪んだ(くぼんだ)”ようなデザインになっていたのですが、
今回新発売された新型モデルの後ろ姿は、普通のハッチバックスタイルに…。
若干ボルボっぽいなと感じましたが、個人的には、先代モデルよりも
この新型モデルの後ろ姿の方が好印象でした。
このようにスポーティーなデザインに生まれ変わった2代目新型リーフ(LEAF)と
先代モデルのボディサイズを比較してみたところ、次のような違いがありました。
■新型リーフと旧型のボディサイズ比較
・2代目新型リーフ
全長:4,480mm
全幅:1,790mm
全高:1,540mm
・初代モデル
全長:4,445mm
全幅:1,770mm
全高:1,530mm
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型リーフ(LEAF)と先代モデルを
比較してみると、全長・全幅は一回り大きくなり、全高が低くなりました。
これだけを見ただけでも、今回フルモデルチェンジをして新発売された2代目モデルが
低重心のスポーティーなデザインに生まれ変わったのが、分かるような気がしました。
旧型と特に大きく変わったのが…
先代モデルとボディサイズが大きく変わった日産の新型リーフ(LEAF)ですが、
特に大きく変わったのが、フロントのオーバーハング(ボンネット)部分です。
この新型モデルでは、先代モデルよりもオーバーハングが35mm程拡大。
そのため、この新型モデルは先代モデルよりも伸びやかなデザインになって
いるのですが、気になったのは、前方の見切り…。
オーバーハング(ボンネット)部分が約35mm程長くなったおかげで、また、
運転席の着座位置が低くなり、アイポイントが下がったおかげで、先代よりも
前方の視界性が悪くなったように感じました。
なので、細い路地を運転する時は、少し気を使います。
>>> 新型リーフの最小回転半径はどのくらい?実際に試乗した感想を紹介
伸びやかでスタイリッシュなデザインになったのは、とても良いと思いましたが、
この前方の見切りの悪さ、視界性の悪さは、少々気になるところでした。
今回フルモデルチェンジをして新発売された2代目となる新型リーフ(LEAF)と、
先代モデルのボディサイズを比較してみたところ、このように一回り大きくなりました。
そのおかげで、見た目のデザイン性は良くなったと思いますが、
その分、前方の見切りや視界性は、先代モデルよりも劣るように感じました。
新型リーフ(LEAF)はとても良いクルマなのですが、この前方の見切りの悪さは、
ちょっと残念でした。
もしこれからこのクルマの試乗に行かれる方は、ぜひとも前方の見切り、
視界性をしっかりと確認をしてみてくださいね。