トヨタから2016年12月に新発売されたC-HR/CHRが大人気ですね。
ただ、このトヨタの新型SUVの人気の引っ張られるように売れ行きを
伸ばしているのが、トヨペットから発売されているクロスオーバー車の
ハリアー(Harrier)。
お客さんの中には、C-HR/CHRを見に来ていたにもかかわらず
ハリアー(Harrier)を購入していく方も…。
高級感・上質感のあるデザインにこだわりのあるこの2台のモデルですが、
それぞれのインパネのデザインはどうなっているのでしょうか?また、
どちらの方が使い勝手が良いのでしょうか?
先日、C-HR/CHRとハリアー(Harrier)のインパネのデザインの
写真を撮ってきたので、実車画像を使って違いを紹介したいと思います。
トヨタC-HRとハリアーのインパネを画像で比較
2016年12月にトヨタから新発売されたコンパクトSUVのC-HR/CHRの
内装・インパネは、このようなデザインになっています。
■トヨタC-HRのインパネ画像
こちらは上位モデルのG/G-Tグレードのものですが、インパネの上段部分に
ダークブラウン(リコリスブラウン)を採用しており、落ち着いた雰囲気の内装に…。
また、C-HR/CHRの内装・インテリアには、様々なパーツにダイヤモンド型の
デザインを採用しているのも印象的でした。
一方、こちらは高級さ&ラグジュアリー感が売りの高級SUVのハリアー(Harrier)の
インパネ・内装のデザイン。
■ハリアーのインパネ画像
C-HR/CHRと雰囲気は異なりますが、こちらもオシャレなデザインになっていますよね。
今回私が見たモデルは、明るいグレーカラーが特徴の特別仕様車の
スタイル アッシュだったのですが、C-HR/CHRよりも皮革が使用されている
エリアが広く、より高級感のあるデザインになっているように感じました。
また、ハリアー(Harrier)の内装・インテリアで注目なのが、
インパネの中央にあるオーディオクラスター。
このクルマでは、インパネのセンターに高級感のあるピアノブラック調の
パネルとトヨタでは初となるガラス製のナビを組み合わせたデザインを採用。
このハリアー(Harrier)のインパネの中央部分のデザインは、C-HR/CHRよりも
高級感・インパクトのあるデザインになっているように感じました。
トヨタC-HRとハリアーのインパネ:使い勝手が良かったのはどっち?
このように高級感のあるオシャレなデザインになっていたC-HR/CHRと
ハリアー(Harrier)のインパネですが、個人的には、C-HR/CHRの方が
使い勝手が良いように感じました。
C-HR/CHRの方がハリアー(Harrier)よりも使い勝手が良いと思った
2つの理由について、紹介したいと思います。
理由1:インパネのデザイン
C-HR/CHRのインパネの方が使い勝手が良いと思った理由の一つが、
インパネのデザイン。
この画像だけ見ると分らないと思いますが、実はエアコンやカーナビの
スペースがあるC-HR/CHRのインパネ中央部分は、運転席側に
若干傾いています。
なので、ナビの視認性が良く、また、空調パネルの操作もしやすく
なっています。
運転席側に傾いているのは僅か5度程度のようですが、使い勝手や
視認性が全く異なります。デザイン性だけではなく、使い勝手の良さも
考慮したC-HR/CHRのインパネは、とても良いと思いました。
理由2:空調パネル
C-HR/CHRとハリアー(Harrier)のインパネ・内装で
大きく違うのが、空調パネルのデザイン&使い勝手。
この2台のモデルの空調パネルは、それぞれこのようなデザインに
なっています。
■C-HRの空調パネルのデザイン
■ハリアーの空調パネルのデザイン
ハリアーはタッチパネル方式を採用しているのに対し、
C-HR/CHRは、温度や風量などは上下に動かすスイッチ式を採用。
ピアノブラック調のパネルを採用しているハリアー(Harrier)の
エアコンのコントローラーもオシャレで良いのですが、やはり運転中は
操作がしにくいんですよね…。
その点、C-HR/CHRの空調パネルは、指の引っ掛かりなどで
押し間違える心配が無いので、運転中に操作できるのがメリット。
若干各スイッチが小さいのが気になりましたが、個人的にはハリアーよりも
C-HR/CHRの空調パネルの方が使い勝手が良いように感じました。
2016年12月にトヨタから新発売された小型SUVのC-HR/CHRとハリアーの
インパネ・内装のデザインを比較したら、このようなデザインになっていました。
ともにデザイン性を重視したクルマなので、どちらのモデルも高級感&
上質感のあるインパネ・内装のデザインになっているように感じました。
ただ、各スイッチ類などの使い勝手は、C-HR/CHRの方が、個人的には
使いやすいように感じました。
このようにこの2台のモデルは、内装・インパネの使い勝手・操作性が
異なります。もしこれから試乗に行かれる方は、デザイン性だけではなく
使い勝手もしっかりと確認をしてみてくださいね。