トヨタのプラグインハイブリッド車の新型プリウスPHV(Prius PHV)が、
フルモデルチェンジをして、新発売されましたね。
今回新発売された新型PHVは、荷室・ラゲッジスペースの下に大型の
リチウムイオンバッテリーを搭載。
そのおかげもあり、今回フルモデルチェンジをして新発売された
新型プリウスPHV(Prius PHV)はEV走行のみで60km以上も走破できるようになりました。
私も先日この新型PHVを試乗させてもらったのですが、一度もエンジンが
駆動しなくて、ビックリといたしました。
そんな新型PHVの欠点ですが、リチウムイオンバッテリーを荷室・
ラゲッジスペースに積んでいるため、荷室サイズが若干狭い事…。
今回トヨタから新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)と、ベースとなっている
ハイブリッド車のプリウスの荷室・ラゲッジスペースは、どちらの方が広いのでしょうか?
先日、荷室・ラゲッジスペースのサイズを比較してみたので、紹介したいと思います。
新型プリウスPHVとプリウスの荷室を徹底比較
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)の
荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっています。
荷室フロアが開口部よりもちょっと高くなっているのが気になるところですが、
奥行きや横幅は十分に満足できるサイズ。
また、2人掛けになっている新型PHVの後部座席は収納できるデザインになっています。
実際にこの新型PHVの後部座席を収納すると、このような感じ。
荷室・ラゲッジフロアが高くなっているため、手前上がりの荷室に…。
なので、後部座席の背もたれ付近の方が、荷室開口部付近よりも下がっています。
個人的にはこの手前上がりの荷室・ラゲッジスペースは、使いにくいように感じました。
一方こちらは、新型プリウスのベースとなっているハイブリッド車の
プリウス(Prius)の荷室&ラゲッジスペース。
後部座席を収納した時の荷室・ラゲッジスペースの広さは、このような感じ。
パッと見た感じでは、この新型プリウスとPHVでは、荷室の横幅や奥行きに
大きな違いはなさそうです。
ただ、荷室の高さに関しては、明らかにハイブリッド車のプリウス(PRIUS)の方が
高いように感じました。
そんな2台のモデルの荷室サイズを比較してみると…
このようなラゲッジルームになっていた新型プリウスPHV(Prius PHV)と
そのベースのプリウスですが、それぞれの荷室サイズは、このようになっていました。
■新型プリウスPHVとプリウスの荷室サイズ比較
・新型プリウスPHV
荷室長:約 840mm
(後部座席使用時)
荷室長:約1,800mm
(後部座席収納時)
荷室幅:約 950mm
荷室高:約 530mm
・新型プリウス
荷室長:約 890mm
(後部座席使用時)
荷室長:約1,800mm
(後部座席収納時)
荷室幅:約 930mm
荷室高:約 720mm
似たような荷室・ラゲッジスペースだと思っても、やはり実際に計測した際の
荷室サイズは、異なるんですね。
ただ、この2台のモデルの荷室で特に違うと感じたのが、荷室高。
新型プリウスPHV(Prius PHV)よりもベースとなっているハイブリッド車の
プリウスの方が約190mmも高さが異なります。
この高さの違いは、大きいです。
今回新発売された新型PHVは荷室高が低いので、積み込める荷物・アイテムに
制限があります。ちょっと背の高い荷物は、積み込めません。
なので、個人的には新型プリウスPHV(Prius PHV)よりもベースとなっている
ノーマルプリウスの方が、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は良いように感じました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)と、
ベースとなっている新型プリウスの荷室・ラゲッジスペースを比較したところ、
このような違いがありました。
特に違うと感じたのは、荷室の高さ。
荷室高が広いハイブリッド車のノーマルプリウスの方が、使い勝手が
良いように感じました。
このようにこの2台のモデルは、荷室のサイズだけでではなく、使い勝手も異なります。どちらのモデルを購入しようか迷っている方は、荷室・ラゲッジスペースの
サイズや使い勝手にも注目をしてみてくださいね。