そのままモーターショーに出展されていてもおかしくないスタイリッシュな
デザインが特徴のC-HR/CHRがトヨタから新発売されましたね。
デザイン性やフラットな乗り心地の良さが魅力のトヨタの新型SUVですが、
私が意外と良いと思ったのが、安全装備が充実している事。
特に上位モデルのG/G-Tグレードでは、S/S-Tグレードに装備されている
安全装備よりも上級な機能が装備されているのが、とても良いと思いました。
今回トヨタから新発売されたC-HR/CHRでは、どのような安全装備が
搭載されているのでしょうか?また、上位モデルのG/G-Tグレードと下位モデルの
S/S-Tグレードでは、安全装備にどのような違いがあるのでしょうか?
この新型モデルの安全装備システムについて確認してきたので、
紹介したいと思います。
トヨタC-HR/CHRの安全装備システムを徹底解説
現在、トヨタの安全装備システムは、次の2つが用意されています。
・トヨタセーフティセンスC
・トヨタセーフティセンスP
今回トヨタから新発売されたC-HR/CHRでは、上位モデルの安全装備システムでもある
トヨタセーフティセンスPを全グレード共通して標準装備。
下位モデルのS/S-Tでも安全装備システムが標準装備されているのは、嬉しいですよね。
このように安全装備が充実しているのもC-HR/CHRの魅力の一つなのかなと思いました。
そんなトヨタセーフティセンスPですが、自動ブレーキなど次の4つの機能が
用意されています。
■トヨタセーフティセンスPに含まれる安全装備
・歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティシステム (自動ブレーキ)
・レーンディパーチャーシステム
・オートマチックハイビーム
・レーダークルーズコントロール
今回C-HR/CHRに搭載されている自動ブレーキは、クルマに対しては
時速約10km/h~、そして、歩行者に対しては、時速約10~80km/hの範囲で
対応する比較的高性能な機能を搭載。
何より歩行者を検知してくれるのが嬉しいですよね。
また、C-HR/CHRに標準装備されているレーダークルーズコントロールも
前走車を検知して、自分のクルマのスピードを調節してくれる自動追従型。
高速道路などを運転する時には、大いに役に立つ機能なのかなと思いました。
エアバックも充実
また、今回新発売されたC-HR/CHRの安全装備で良いと思ったのが、エアバック。
運転席・助手席にエアバックが装備されているのは当然なのですが、
この新型SUVでは、フロントシートの前方以外にもサイドとカーテンシールド
エアバックを標準装備。
サイドエアバックとカーテンシールドエアバックがオプション設定のクルマが多い中、
C-HR/CHRでは、全グレード共通して標準装備というのは、嬉しいですよね。
この点も個人的には好印象でした。
G/G-Tグレードでは、さらに使いの安全装備システムが…。
また、C-HR/CHRの上位モデルのG/G-Tグレードでは、
トヨタセーフティセンスPだけではなく、さらに上級の安全装備システムが
搭載されています。
この新型SUVの上位モデルのG/G-Tグレードのみに用意されている安全装備システムでは、
次のようなものがありました。
■クリアランスソナーシステム
時速約10km以下で運転している時、コーナーや車両の後方の障害物を検知し、
接近するとブザーなどでお知らせしてくれる機能。
駐車する時や出庫する時の衝突や接触の回避に役に立ちそうだなと思いました。
■ブラインドスポットモニター(BSM)
ドアミラーや目視では確認しにくい、隣の車線の斜め後方を走る車両を
デーだーで検知してくれる機能。そして、クルマが接近してくると、
ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯してお知らせしてくれます。
私もこのC-HR/CHRを試乗した際にブラインドスポットモニターを
確かめる事ができたのですが、このクルマは斜め後方の視界が悪いので、
この機能はとても助かると思いました。
今回トヨタから新発売されたC-HR/CHRの安全装備システムは、
このようになっていました。
この新型SUVでは、トヨタの最新の安全装備システムのトヨタセーフティセンスPが
全グレードと押して標準装備されているのが、とても良いと思いました。
また、上位モデルのG/G-Tグレードでは、ブラインドスポットモニター(BSM)など
上級の安全装備システムが充実しているのも好印象でした。
下位モデルでもトヨタセーフティセンスPが標準装備されているので
十分満足できるレベルになっていると思います。ただ、もし安全装備に対して、
万全の用意したいのなら、上位モデルのG/G-Tグレードの方が良いのかなと思いました。