電気自動車のようなスムーズでシルキーな走りが楽しめるストロングハイブリッド車新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)がデビューをしました。
ただ、今回新発売されたこの新型e-POWER(eパワー)は電気自動車ではなく、ストロングハイブリッド車なので、エンジン搭載されています。そして、エンジンが発電をしたバッテリーのチカラで駆動をしています。
そんな新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)に搭載されているエンジンの排気量は何リットルだったのでしょうか？また、車体重量が重たいこの新型e-POWERを動かすのに十分なパワーを備えているのでしょか？
2018年3月にデビューをした新型e-POWER(eパワー)に搭載されているエンジンの性能・パワーについて確認してきたので、紹介したいと思います。
新型セレナe-POWERに搭載されているエンジンの性能ををチェック
2018年3月にデビューをした新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)では、ノートe-POWERと同じ”HR12DE”と言う直列3気筒の1.2リットルエンジンを搭載しています
■新型セレナe-POWERに搭載されているエンジン
「今回新発売されたこの新型e-POWER(eパワー)の車体重量は1,760kgもあり、ノートe-POWERと全く同じ1.2リットルエンジンで大丈夫なの!?」と、心配になってしまいますよね。
しかし、今回新発売された新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)では、車体重量が重いこの新型モデルでもパワー不足、発電力不足を感じないように、エンジンのパワーを増量してあるそうです。
具体的には、今回新発売されたこの新型e-POWER(eパワー)では、ノートe-POWER(eパワー)よりも5.4ps高い84psを出力をエンジンの回転数6000rpmくらいで発生できるように改良してあるそうです。
また、今回新発売されたこの新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)に搭載されているモーター自体もノートe-POWERと全く同じもののようですが、最高出力を80kmから100kwに増強しているようです。
なので、新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)とノートe-POWERを比較すると、最大トルクは、25.9kgmから32.6kgmまで高められているようです。
このように今回新発売された新型e-POWER(eパワー)は、エンジンが強化されているので、1.2リットルエンジンだからと言って、ストレスを感じる事はないようですよ。
実際に新型セレナe-POWERに乗ってみると…
このように強化された3気筒1.2リットルエンジンを搭載している新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)ですが、実際に運転をしてみると、パワー不足や加速力不足を感じるシーンは、あったのでしょうか？
私はこの新型モデルで高速道路、街中の道など試乗させてもらったのですが、ほとんどパワー不足・加速力不足を感じるシーンはありませんでした。
むしろ発進時のもっさり感の無いレスポンスの良いスムーズな加速など、ポジティブな方が多いように個人的には、感じました。
ただ、ちょっと気になったのは、高速道路などでアクセルを深く踏みこんだ時や長い登り坂での加速力＆パワーです。
この新型e-POWER(eパワー)は、遮音性がとても良いため、街中を時速30km/h～40km/hくらいのスピードで走行している時は、エンジン音が全く気になりませんでした。
しかし、アクセルの踏み込み量が多くなり、また、パワーが必要な長い坂道を運転する時は、ブォォォ～～ンと言った感じのエンジン音が…。また、エンジン音の大きさの割には、グイグイと登っていくチカラ強さはないように感じました。
車体が重たいミニバンと言う事を考えると、登板車線での若干のパワー不足やエンジン音の大きさは仕方ない部分ですが、街中を運転している時とのギャップの大きさに、初めて坂道を運転した時は、少々ビックリしました。
2018年3月にデビューをした日産の新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)のエンジンの性能・パワーを確認してみたところ、このようになっていました。
また、今回新発売されたこの新型モデルに搭載されているエンジンは、ノートe-POWERと同じ1.2リットルエンジンでしたが、エンジンを増強した事もあり、パワー不足を感じるシーンは、ほとんどありませんでした。
高速道路での追い越しや長い登り坂のシーンで若干のパワー不足・エンジン音の大きさが気になる時もありました。ただ、個人的には、この新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)は、十分に満足できるパワー＆加速力、静寂性を備えているように感じました。
