2017年12月、トヨタから発売されている高級サルーン新型ヴェルファイアが、
初のビッグマイナーチェンジを行い、大幅に進化をしました。
先代モデルよりも迫力のある顔つきに生まれ変わったこの新型モデルですが、
装備面や機能性も格段に良くなりました。
その一つが、クルーズコントロール(クルコン)です。
今回ビッグマイナーチェンジをした新型ヴェルファイア(VELLFIRE)は、
クルーズコントロール(クルコン)の性能が良くなったために、高速道路での
運転がさらにラクになりました。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイア(VELLFIRE)に
搭載されているクルーズコントロール(クルコン)は、何が良くなったのでしょうか？
先日、新型モデルを試乗した際に、クルーズコントロール(クルコン)を
試乗させてもらったので、紹介したいと思います。
新型ヴェルファイアのクルーズコントロール【先代と変わったところとは？】
今回、ビッグマイナーチェンジをした新型ヴェルファイア(VELLFIRE)にも
搭載されているクルーズコントロール(クルコン)とは、アクセル操作などを
一切行わなくても事前に設定をしたスピードで走行してくれる機能の事です。
また、このクルマでは、自動追従型のクルーズコントロール(クルコン)を
備えているため、前走車を検知すると、適切な車間距離をとるように自車の
スピードを調整してくれます。
なので、クルーズコントロール(クルコン)を設定すれば、アクセル操作を
ほとんどする必要がないので、とてもラクに運転をする事が可能です。
ただ、このようなクルーズコントロール(クルコン)は、今回行われた
ビッグマイナーチェンジで初めて搭載されたのではなく、マイチェン前の
モデルでも搭載されていました。
また、実はクルーズコントロール自体は、マイナーチェンジ前のモデルと
比較して、それほど進化していません。(先代モデルよりも加減速がスムーズに
なったようには感じましたが…)
ただ、今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイアでは、
トヨタ初となる新機能”レーントレーシングアシスト”機能が搭載された事により、
クルーズコントロール(クルコン)の使い勝手も格段に良くなりました。
レーントレーシングアシスト機能って何？
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイア(VELLFIRE)に
初搭載されたレーントレーシングアシスト機能と言うのは、最近他のメーカーの
車種にも搭載され始めていますが、簡単に言うと、”車線逸脱防止機能”の事です。
運転中、白線からクルマが逸脱する可能性がある場合、マルチインフォメーション
ディスプレイの画面や警告音で注意を喚起してくれる機能の事です。
また、このレーントレーシングアシストには、嬉しい機能が…
その一つが、車線の中央を維持する機能です。
レーントレーシングアシスト(LTA)をONにしている最中に、クルーズコントロールを
作動させると、路面の白線などを認識して、車線の中央を走行するように運転手の
ハンドル操作をサポートしてくれます。
私も新型ヴェルファイア(VELLFIRE)を試乗した際、クルーズコントロールを
試してみたのですが、ハンドル・ステアリングホイールに触れているだけなのに
ハンドルが自動的に左右にクイックイッと動き車線の中央を維持してくれます。
今までのトヨタの新型ヴェルファイア(VELLFIRE)のクルーズコントロールは、
自分でハンドル操作をしなければいかなかったのですが、この新型モデルでは、
ハンドル操作もほとんど必要なくなったため、高速道路での運転がさらにラクに
なった感じが…
個人的には、この新型モデルに搭載されているクルーズコントロール(クルコン)は、
さらに便利に、そして、使いやすくなったのは、好印象でした。
今回ビッグマイナーチェンジをした新型ヴェルファイア(VELLFIRE)ですが、
見た目だけではなく、クルーズコントロール(クルコン)もこのようにしっかりと
進化をしていました。
トヨタのクルマは、スバルなど他のメーカーに比較して、運転をラクにしてくれる
機能や装備は遅れているように感じていましたが、トヨタも本格的にチカラを入れ始め
他のメーカーに追い付てきた印象が…。
今回、新型ヴェルファイア(VELLFIRE)に搭載されたクルーズコントロール(クルコン)など、
マイナーチェンジ前のモデルに乗っている人が羨ましいと感じるような大幅な進化だなと
思いました。
もしこれからこの新型モデルの試乗に行かれる方は、格段に進歩をした
クルーズコントロール(クルコン)にもチャレンジをしてみてくださいね。
