LLサイズのミニバンの中で特に人気が高いネッツトヨタの新型ヴェルファイアが、
2017年12月に初のビッグマイナーチェンジを行いました。
先日、この新型モデルの試乗に行ってきたのですが、ワンクラス下の
新型ヴォクシーとの違いを感じたのは、3列目シートの座り心地＆快適性です。
ミドルクラスのミニバンの新型ヴォクシーと比較すると、新型ヴェルファイアの
3列目シートは、豪華で座り心地が良いような感じが…。
そんな新型モデルの3列目シートは、どのようなデザインになっているのでしょうか？
また、座り心地は、どうだったのでしょうか？
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイア(Vellfire)の
3列目シートの乗り心地を確認してきたので、紹介したいと思います。
新型ヴェルファイアの3列目シートレビュー
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイア(Vellfire)の
3列目シートは、このようなデザインをしています。
■新型ヴェルファイアの3列目シート
今回私が見たモデルは、今回のビッグマイナーチェンジをして新たに追加された
新グレードの”エグゼクティブラウンジZ”。シートの素材には、高級感のある
プレミアムナッパを使用しており、車格に相応しいデザインになっているように
感じました。
また、今回新発売された新型ヴェルファイア(Vellfire)の3列目シートでは
このようにアームレストや前後にスライドできる機能が用意されています。
実際にこの新型モデルの3列目シートを前後にスライドしてみると、このような感じ…。
この機能性も、ミドルクラスのミニバンでは無い、高級ミニバンの魅力の一つなのかなと、思いました。
新型ヴェルファイアの3列目シートの座り心地は？
このようなデザインになっているトヨタの新型ヴェルファイア(Vellfire)の
3列目シートなのですが、実際の座り心地はどうだったのでしょうか？
この新型モデルを試乗した際に少しだけ、この3列目シートに座らせて
貰ったのですが、予想以上に快適でした。
まず始めに、私がこの新型モデルの3列目シートで良いと思ったのが、
シートのサイズです。
5ナンバーサイズのミニバンの場合、3列目シートは補助シートのような
色合いが強く、シートの座面や背もたれが小さい事が多いです。
なので、身長175cmある私が、この新型モデルの3列目シートに座ると、
肩口がシートからはみ出してしまい、座り心地の悪さを感じます。
また、シートのクッション性も悪く、長時間座っていると硬い物の上に座っている
ような底付き感を感じる事もあります。
しかし、今回新型ヴェルファイア(Vellfire)に用意されている3列目シートは、
クッションが肉厚でしっかりとしているため、座っていても底付き感を
感じる事は一切ありませんでした。
また、この新型モデルの3列目シートは、座面や背もたれの凹凸がしっかりとしており、
体のラインにピッタリとフィットする感じも好印象でした。
新型ヴェルファイアは乗り心地も好印象
また、今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイアの
3列目シートは、走行中の乗り心地も思ったよりも良い感じ。
ミニバンの3列目シートは、後輪の真上にシートがあるために、下からの
突き上げ感や衝撃がダイレクトに伝わってくることがあるのですが、
この新型モデルでは、この下からの突き上げがかなりマイルド…。
ちょっと大きめの段差を乗り越えても、”トゥク、トゥク”と、段差をしなやかに
乗り越えているのが分かる乗り心地になっているので、とても快適です。
新型ヴェルファイア(Vellfire)は、乗り心地の硬さもなく、全体的にしなやかな
フラットになっているので、他のシートよりも乗り心地が劣る3列目シートでも
十分に満足できる乗り心地になっているように感じました。
2017年12月にビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイアの
3列目シートの乗り心地や座り心地は、このようになっていました。
2列目シートの豪華さもこのクルマの魅力＆メリットの一つですが、3列目シートの
乗り心地や座り心地の良さも特筆ものです。この3列目シートの座り心地・居住性が、
ミドルクラスのミニバンとの大きな違いと言っても過言ではないのかなと思いました。
もし、お子さんが多いなど、常に3列目シートを使用する状況ならば、
新型ヴォクシーなどミドルクラスのミニバンよりも新型ヴェルファイア(Vellfire)の
ようなLLサイズのミニバンの方が満足度は、格段に高いのかなと思いました。
