車中泊用のクルマとしても人気が高い日産の商用バン新型キャラバンNV350が
ビッグマイナーチェンジをして、新発売されましたね。
今回新発売された新型モデルでは、アラウンドビューモニターや自動ブレーキが
装備されるなど安全面が大幅にアップ!使い勝手の良さだけでなく、安心感のある
クルマに生まれかわりました。
また、リクライニング機能を搭載した後部座席も日産の新型キャラバンNV350の
注目ポイントの一つです。
>>> 新型キャラバンの後部座席のリクライニング幅を確認してみる
そんな新型キャラバンNV350の後部座席ですが、座り心地はどうだったのでしょうか?
また、頭上空間や足元空間の広さは、どうだったのでしょうか?
先日、このクルマを試乗した際にこの新型モデルの後部座席の座り心地や
居住性についても確認してきたので、紹介したいと思います。
新型キャラバンの後部座席の居住性&座り心地レビュー
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された日産の新型キャラバンNV350の
後部座席は、このようなデザインになっています。
商用バンとは思えないオシャレなデザインになっていますよね。
前方には、ドリンクホルダーや引き出し式のトレイも用意されており、
後部座席周り予想以上に居心地の良い空間になっていました。
■後部座席用のドリンクホルダー
■後部座席用センタートレイ
座り心地はどうだった?
このようなデザインになっている日産の新型キャラバンNV350の後部座席ですが、
思ったよりも座り心地も良い感じ。
背もたれや座面が若干フラットなのでフィット感・ホールド感はそれ程良いとは
言えませんが、座面のクッション性は思ったよりも良い感じ。
実は新型キャラバンNV350は商用バンなので、後部座席の座り心地や居住性は、
二の次になっていると思っていました。
しかし、このクルマの後部座席はクッションの厚みを感じる座り心地になっており、
下からの衝撃や突き上げ感をしっかりと吸収してくれる座り心地に…。
エルグランドなどと比較すると、後部座席の座り心地は当然ながら劣りますが、
コンパクトカーのマーチ(MARCH)やノート(NOTE)などコンパクトカーのシートと
比較しても遜色ない座り心地になっていました。
また、デイズ(DAYZ)やデイズルークス(DAYZ ROOX)など日産の軽自動車と
比較すると、新型キャラバンNV350の後部座席の方が座り心地は良いように感じました。
後部座席の居住性はどうだった?
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された日産の新型キャラバンNV350の
頭上空間や足元空間は、どうでしょうか?
このクルマの全高は1,990mm、室内高は1,325mmある商用バンとう言うだけあって、
手を伸ばして”ノビ”ができるくらい頭上空間には、余裕があります。また、開放感も
あるため、窮屈感は全く感じません。
また、後部座席の足元空間(ニークリアランス)も十分なサイズを確保しています。
このクルマの後部座席はスライド機能は装備されていないのですが、
これだけの広さを確保しています。
実際に身長が175cmある私が座ってみると、このような感じ。
十分な広さですよね。
足元空間の広さは、セレナ(SERENA)など5ナンバーサイズの2列目シートに
座っているような感じ。
成人男性の私でも足を組んで座れるくらいの広さを確保しているので、
長時間ドライブでもストレスがたまる事は無いのかなと、試乗をしていて思いました。
ただ、普通乗用車と異なり、新型キャラバンNV350の後部座席の前方のスペースは
埋まっているので、足を伸ばして座る事ができません。
個人的には、この点が少々残念でした。
ただ、この点を除けば、新型キャラバンNV350の後部座席の
居住性・快適性は、完璧でした。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された日産の新型キャラバンNV350の
後部座席の居住性・快適性は、このようになっていました。
このクルマの後部座席は座り心地も良く、また、頭上空間/足元空間ともに
十分に広いサイズになっているので、大満足でした。
もしこれからこのクルマの試乗をする方は、後部座席の居住性や居心地の良さにも
注目をしてみてくださいね。