2017年6月、アウトドアにピッタリの走破性が魅力の日産の本格派SUVの
新型エクストレイル(X-TRAIL)がマイナーチェンジをして、新発売されましたね。
今回新発売された新型モデルは、先代モデルと同様にハイブリッド車と
ガソリン車をラインナップしております。
ガソリン車とハイブリッド車では乗り心地に若干の違いがありますが、
燃費性能にそれ程大きな違いはありません。その事がガソリン車の人気に
繋がっているのかもしれませんが…。
そんな日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の1回の給油で走ることができる
航続可能距離は、どのくらいなのでしょうか？また、ハイブリッド車と
ガソリン車では、どのくらい航続可能距離に違いがあるのでしょうか？
この日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の航続可能距離を計算してみたので、
紹介したいと思います。
新型エクストレイルの航続可能距離を確認してみた
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ハイブリッド車とガソリン車のそれぞれのJC08燃費モードは、このように
なっています。
■新型エクストレイルのHVとガソリン車の燃費
ハイブリッド車(4WD)：20.0km/L
ガソリン車 (4WD) ：15.6km/L
ハイブリッド車とガソリン車で、思ったよりも燃費の差は小さいですよね。
車体価格や乗り出し価格を考えると、ハイブリッド車よりもガソリン車の方が
人気が高いのも納得のような気もします。
そんな日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車の
航続可能距離を確認してみたところ、このようになっていました。
■新型エクストレイルのHVとガソリン車の航続可能距離
ハイブリッド車：1,200km
ガソリン車 ： 936km
JC08燃費モードを利用して計算をした数値なので、実際の数値との差は
あると思いますが、ハイブリッド車の航続可能距離は、1000kmオーバー。
また、ガソリン車でも、一回の給油で900km以上走破できるのは、
十分な数値だと思いました。
実燃費だとどのくらい？
また、新型エクストレイル(X-TRAIL)の航続可能距離を実燃費で計算をすると、
どれくらいなのでしょうか？
走り方や使用状況などによって実燃費は変わった来るので一概に数値を出すのは
難しいのですが、ディーラーさんに話を聞くと、この新型モデルの実燃費は、
JC08燃費モードの80%くらいの方が多いようです。
そこで、JC08燃費モードの80%で計算をすると、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ハイブリッド車とガソリン車のそれぞれの航続可能距離は、このようになります。
■新型エクストレイルのHVとガソリン車の航続可能距離
ハイブリッド車：960km
ガソリン車 ：748.8km
実燃費を仮定して計算すると、ハイブリッド車でも1,000kmを割ってしまいますが、
個人的には、ミドルクラスのSUVとしては、十分な航続可能距離を備えているなと
感じました。
プロパイロット機能は航続可能距離を伸ばす!?
ちなみに、試乗に同行してくれたディーラーさんの話によりますと、メーカー
オプション設定になっているプロパイロット機能を使用しますと、急加速・急減速を
しない燃費に良い運転になるようです。
私も実際に新型エクストレイル(X-TRAIL)を試乗した際にプロパイロット機能を
試させてもらったのですが、常に白線の中央を走行してくれるようにハンドルを
自動操縦ので、安心感があります。
また、自分のクルマの前を走行しているクルマがいなくなった時の加速や、
車線変更で突然クルマが現れた時での減速もとっても自然で、怖いと感じる
シーンは、ありませんでした。
このようにプロパイロット機能は乗り心地も良いですし、燃費にも貢献するのなら、
高速道路を運転する際は積極的に使っても良いかもしれませんね。
今回、ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
航続可能距離を確認したところ、このようになっていました。
残念ながら、ハイブリッド車でも一回の給油で1000km走破は難しそうですが、
個人的には、このサイズのクルマでこれだけ走ることができれば、十分
なのかなと思いました。
ちなみに、新型エクストレイル(X-TRAIL)の航続可能距離は、メータの中央にある
アドバンスドアシストディスプレイで確認する事が可能ですよ。
