最近トヨタから新発売されたコンパクトSUVのC-HR/CHRが大人気ですよね。
ただ、トヨペットから発売されているラグジュアリーなSUVハリアー(Harrier)も
相変わらずかなり人気が高く、相変わらず納期・納車待ちは長いそうです。
そんなC-HR/CHRとハリアー(Harrier)ですが、同じSUVという事もあり、
どちらのモデルを購入しようか迷うお客さんも多いようです。
ただ、この2台のモデルでは、ボディサイズ、そして、室内の広さが全く異なります。
この2台のモデルでは、サイズにどのくらいの違いがあるのでしょうか?
また、室内の広さにはどのくらいの違いがあるのでしょうか?
今回トヨタから新発売されたC-HR/CHRと人気SUVのハリアーの
サイズ&室内の広さを比較してみました。
トヨタC-HRとハリアーのサイズ比較
今回トヨタから新発売されたコンパクトSUVのC-HR/CHRは、
このような外装・エクステリアになっています。
一方、こちらはラグジュアリーさが特徴のハリアー(Harrier)の外装・エクステリア。
この2台のモデルとも3ナンバーサイズのクルマですが、
実際に見てみると、ハリアー(Harrier)の方が一回り大きく見えます。
そんな2台のモデルの外装・エクステリアを比較してみたところ、
サイズにこのような違いがありました。
■ハリアーとC-HRのボディサイズ比較
・ハリアー (ハイブリッドプレミアム アドバンスドパッケージ)
全長:4,720mm
全幅:1,835mm
全高:1,690mm
・C-HR (Gグレード)
全長:4,360mm
全幅:1,795mm
全高:1,550mm
このように2台のモデルを比較すると、
すべてにおいてハリアー(Harrier)の方が広いんですね。
このボディサイズの違いは、実際に運転席に座ってみると感じます。
やはりハリアー(Harrier)の方が左右も前後も一回り大きく、
C-HR/CHRと比較すると、車体感覚がつかみにくいように感じます。
ただ、ハリアー(Harrier)は運転席のヒップポイントが高く、
C-HR/CHRよりも視界性は良いため、車体サイズの割には
運転がしやすいクルマだなと思いました。
むしろボディサイズは小さいですが、斜め後方の視界が悪いC-HR/CHRの方が
私は運転をしていて怖い印象を持ちました。
室内サイズも異なる
また、今回新発売されたC-HR/CHRとハリアー(Harrier)では、
室内サイズも異なります。
■ハリアーとC-HRの室内サイズ比較
・ハリアー (ハイブリッドプレミアム アドバンスドパッケージ)
室内長:1,965mm
室内幅:1,480mm
室内高:1,220mm
・C-HR (Gグレード)
室内長:1,800mm
室内幅:1,455mm
室内高:1,210mm
室内の広さもC-HR/CHRよりもハリアー(Harrier)の方が広いですね。
ただ、ちょっと意外だったのは、室内高。
この2台のモデルの室内高は、たった10mmしか変わりません。
しかし、これは一番広い箇所で計測をしているから。
この2台の後部座席の広さ・居住性は全く異なります。
後部座席の足回り&頭上周りの広さは、まったく異なります。
ハリアー(Harrier)は、後部座席のシートサイズが大きいだけではなく、
足元空間も頭上空間もゆとりがあるため、成人男性でもゆったりと
座ることが可能です。なので、長距離移動でも疲れにいくです。
■ハリアーの後部座席
一方、C-HR/CHRは、運転席の広さを優先したために
後部座席は、驚くほど狭くなっています。
特に私が気になったのは、頭上空間。
身長が175cmある私がこのクルマの後部座席に座ると、天井まで
ほとんどゆとりがなくなってしまいます。
また、サイドウィンドウも小さく、天井もブラックカラーを採用しているので、
後部座席に座ると、窮屈感・圧迫感を感じます。
スタイリッシュなデザインとしなやかな乗り心地のC-HR/CHRもとても
魅力的ですが、もしファミリカーとして使用するのなら、後部座席の居住性、
荷室・ラゲッジルームの広さがあるハリアー(Harrier)の方が良いのかなと思いました。
今回トヨタから新発売されたC-HR/CHRとトヨペットから発売されている
人気SUVのハリアー(Harrier)のサイズを比較したところ、このようになっていました。
ハリアー(Harrier)の方がボディサイズが大きいので、細い路地を運転すには
小回り性能も良いC-HR/CHRの方が良いと思います。
ただ、室内の広さ、居住性は全く異なります。
C-HR/CHRは若いご夫婦など2人で使うには良いですが、
後部座席が狭いため、ファミリーカーには不向きです。
どちらも人気が高いSUVなので悩みますが、デザインや乗り心地だけではなく、
ボディサイズや居住性、使用目的も考慮して購入するクルマを選んだ方が
良いかもしれませんね。