日本だけではなく、北米でも人気が高いトヨタのセダン車新型カムリ(CAMRY)が、
2017年7月に10代目モデルが新発売されましたね。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型モデルは、3つのグレードを
用意していますが、最上位モデルの”Gレザーパッケージ”では、唯一フロントガラスに
スピードメーターなどを表示するヘッドアップディスプレイが標準装備されています。
このヘッドアップディスプレイ(HUD)は、プリウスなどにも採用されているのですが、
この新型カムリ(CAMRY)では、若干使い勝手が違う感じが…。
この新型モデルの最上位モデルの”Gレザーパッケージ”に搭載されている
ヘッドアップディスプレイ(HUD)の使い勝手を確認してきたので、紹介したいと
思います。
新型カムリのヘッドアップディスプレイ(HUD)の使い勝手レビュー
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の最上位モデル
“Gレザーパッケージ”に標準装備されているヘッドアップディスプレイは、
このようなデザインになっています。
■新型カムリのヘッドアップディスプレイ
この新型モデルのヘッドアップディスプレイ(HUD)は、回生/出力インジケーターや
車速、ナビのガイダンスなどをフロントガラスにカラーで投影してくれます。
ただ、実際に使ってみると、意外に表示画面が小さくそれ程視認性も良くありません。
これなら、競合車・ライバル車の一つでもあるマツダのアテンザ(ATENZA)に
搭載されているヘッドアップディスプレイの方が視認性が良いように感じました。
この新型カムリ(CAMRY)に搭載されているヘッドアップディスプレイは
とても期待していたのですが、この視認性の悪さは少々気になりました。
それ以上に気になったのは…
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)の
ヘッドアップディスプレイ(HUD)を確認して、それ以上に気になったのは、
使い勝手の悪さ。
同じヘッドアップディスプレイが搭載されているトヨタのプリウス(Prius)では、
インパネにON/OFFのスイッチが搭載されていました。
なので、プリウス(Prius)では、スイッチ一つでカンタンにヘッドアップ
ディスプレイ(HUD)の表示/解除を行う事ができました。
しかし、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カムリ(CAMRY)では、
インパネにヘッドアップディスプレイ(HUD)のON/OFFスイッチはありません。
その代わりに、この新型モデルでは、メーターの中央にあるマルチインフォメーション
ディスプレイ内で操作をするようになりました。
■新型カムリのマルチインフォメーションディスプレイ
なので、ヘッドアップディスプレイ(HUD)の表示項目の変更やON/OFFの手間が
格段に増えました。
また、トヨタの最初新型カムリ(CAMRY)のヘッドアップディスプレイ(HUD)の
操作方法やON/OFFが分からずに、ちょっと困りました。
個人的にはプリウス(Prius)と同様にヘッドアップディスプレイの操作スイッチを
インパネに用意をして貰いたかったです。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたトヨタの新型カムリ(CAMRY)の
ヘッドアップディスプレイ(HUD)は、このようなデザインになっていました。
表示項目も小さいため、運転中の視認性もそれ程良くありません。
また、マルチインフォメーションディスプレイ内で行うように変更された
操作性もそれ程良くありません。
個人的には、トヨタの新型カムリ(CAMRY)の最上位モデル”Gレザーパッケージ”に
標準装備されているヘッドアップディスプレイ(HUD)ですが、このような視認性なら
特に必要ないのかなと、思ってしまいました。
ちなみに、このヘッドアップディスプレイ(HUD)は、中間グレードの”Gグレード”でも
オプションで装備をする事は可能です。
ただ、実際にこの新型モデルのヘッドアップディスプレイ(HUD)を使った感じでは、
ムリに装備をしなくても良いのかなと思いました。