2017年6月、アクティブにクルマを乗りこなしたい人にピッタリのタフギア
日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)が、ビッグマイナーチェンジを行いましたね。
発売前はディーゼル車が復活すると言ったうわさがあったものの、
今回のマイチェンを新型モデルも、結局はガソリン車とハイブリッド車のみ。
海外で発売されているディーゼル車の日本投入は、ありませんでした。
そんな新型エクストレイル(X-TRAIL)ですが、ハイブリッド車とガソリン車は、
どちらの方がおススメなのでしょうか?
3つの理由とともに、私がおススメのモデルを紹介したいと思います。
目次
新型エクストレイルのハイブリッド車とガソリン車:おススメはどっち?
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイルの
ハイブリッド車とガソリン車ですが、それぞれのモデルの外装・
エクステリアは、このようなデザインになっています。
■新型エクストレイルのハイブリッド車の外装画像
■新型エクストレイルのガソリン車の外装画像
このように外装・エクステリアのデザインも若干異なるハイブリッド車と
ガソリン車ですが、個人的にはおススメなのは、ガソリン車の方。
私がハイブリッド車よりもガソリン車をおススメする3つの理由を
紹介したいと思います。
理由1:燃費&コストパフォーマンス
私がハイブリッド車よりもガソリン車の方をおススメする理由の一つが、
燃費の差とコストパフォーマンス。
この日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車は、
それほど燃費に違いはありません。
■新型エクストレイルの燃費比較
・ガソリン車(20X/2列シートモデル/4WD)
JC08燃費モード:16.4km/L
・ハイブリッド車(20X/2列シートモデル/4WD)
JC08燃費モード:20.0km/L
人気グレードの”20X”同士で比較をすると、燃費の差はたった3.6km/Lしか
ありません。それにも関わらず、車体本体価格は約34万円もあります。
■新型エクストレイルの車体本体価格
・ガソリン車(20X/2列シートモデル/4WD)
車体本体価格:2,755,080円
・ハイブリッド車(20X/2列シートモデル/4WD)
車体本体価格:3,098,520円
価格差:343,440円
この車体本体価格の差の元を取るには、約23万5000km走る必要があります。
ちょっと現実的な数値ではありませんよね。
新型エクストレイル(X-TRAIL)の方がしなやかな走りを楽しめる、また、
地球環境にやさしいと言うメリットがありますが、コストパフォーマンスを
考えると、ガソリン車の方が良いのかなと思いました。
理由2:後部座席の使い勝手
また、私が新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車よりも
ガソリン車の方をおススメする理由の一つが、後部座席の使い勝手。
今回のビッグマイナーチェンジで、新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ガソリン車の2列シートモデルにも、後部座席のスライド機能&
リクライニング機能が装備されました。
実際にガソリン車の2列シートモデルの後部座席のリクライニング機能や
スライド機能を使ってみると、このような感じ。
■新型エクストレイルのガソリン車の後部座席
一方、ハイブリッド車では、このような後部座席のリクライニング機能や
スライド機能は装備されていません。
■新型エクストレイルのハイブリッド車の後部座席
なので、後部座席の使い勝手だけではなく、居住性も新型エクストレイルの
ガソリン車の方が格段に良くなっています。
この後部座席の居住性・快適性の良さもハイブリッド車には無い
ガソリン車の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
理由3:荷室・ラゲッジスペースの使い勝手
また、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手&広さも、今回新発売された
日産 新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車とハイブリッド車の
大きな違いの一つです。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型モデルの
ハイブリッド車とガソリン車の荷室・ラゲッジスペースは、それぞれ
このようなデザインになっています。
■ガソリン車の荷室
■ハイブリッド車の荷室
この画像からでも荷室・ラゲッジスペースの違いが明らかですよね。
荷室の広さ&収納力に違いが…
この新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車の荷室・
ラゲッジスペースの違いの一つが、フロア位置。
ハイブリッド車では、モーターやバッテリーなどを荷室・ラゲッジ
スペースの下に積み込んでいます。なので、ガソリン車と比較して、
荷室・ラゲッジスペースのフロア位置が若干高めになっています。
■ハイブリッド車の荷室フロア
なので、荷物の積み下ろしは、ハイブリッド車の方がしにくい感じが…。
また、床下収納のサイズもガソリン車より狭くなっています。
■ハイブリッド車の床下収納
ガソリン車と見比べてしまうと、ハイブリッド車の荷室・ラゲッジスペースの
広さや収納力の少なさは、気になってしまいました。
使い勝手にも違いが…
また、新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車とハイブリッド車の荷室・
ラゲッジスペースは、使い勝手も異なります。
この2台のモデルで大きく異なるのは、荷室フロアに使用されている素材。
新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車の荷室・ラゲッジスペースの
フロア素材は、プラスチック素材になっており、キャンプ道具など汚れた
アイテムやウェットスーツやスノーボードなど濡れたアイテムでも、
気軽にどんどん積み込むことが可能です。
一方、ハイブリッド車の荷室・ラゲッジフロアは、
一般的なキルティング素材を採用。
ディーラーさんに教えてもらったのですが、ガソリン車のように濡れた
アイテムを積み込むと、荷室の下に備わっているハイブリッドユニットが
壊れる可能性があるので、できるだけ避けた方が良いとの事。
この荷室・ラゲッジスペースの使い勝手もハイブリッド車よりも
ガソリン車の方が優れているように感じました。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイルは、
ガソリン車とハイブリッド車を用意しています。
ただ、後部座席や荷室の使い勝手、コストパフォーマンスを考えると
個人的には、ハイブリッド車よりもガソリン車の方がおススメできるのかなと
思いました。
もしよかったら、日産 新型エクストレイル(X-TRAIL)を購入する際の
グレード選びの参考にしてくださいね。
ちなみに、ディーラーさんに確認したところ、ハイブリッド車よりも
ガソリン車の方が人気が高いようですよ。