2016年2月18日にスズキから小型クロスオーバー車の新型イグニス(IGNIS)が
新発売されますね。
今回新発売される新型イグニス(IGNIS)はもうすでに東京モーターショー2015や
東京オートサロンなどで出展されており、注目を集めていました。
私も実際に東京モーターショーなどでこの新型モデルをいち早く
確認する事ができたのですが、ハスラーのようなポップ見た目や内装に大満足。
また、1.2リットルサイズの普通乗用車では珍しい後部座席の
スライド機能など便利で使い勝手の良い機能も盛りだくさんで見た瞬間に
このクルマは売れるだろうな~っと思いました。
ただ、新型イグニス(IGNIS)にはこれって軽自動車っぽいな~っという不満・欠点も・・・。
実際にこの新型モデルを見て気になった新型イグニス(IGNIS)の
不満・欠点を紹介したいと思います。
不満1:新型イグニスはボディが薄め!?
今回新型イグニス(IGNIS)を東京モーターショー2015などで実際に
みて気になったのは、剛性感。
東京モーターショーでこの新型モデルに乗り込んでドアを閉めた時に
気が付いたのですが、このクルマのボディはヴィッツやマーチなどに比べて
薄めの印象が・・・。
そのためドアを閉めた時「パスッ!」と言った感じで軽自動車のような
ちょっと軽々しい感じの音が・・・。
新型イグニス(IGNIS)は高級車ではなく比較的価格の安いクルマなので、
ドアを閉める音まで期待していなかったのですが、これはちょっと興ざめ・・・。
ちょっと残念に感じてしまいました。
また、実際にこのクルマの運転席に座っても重厚なボディに
囲まれている安心感や剛性感を感じる事ができませんでした・・・。
それよりもむしろ新型イグニス(IGNIS)の運転席に座ってみると、
軽自動車に乗っているような錯覚に陥るような感じ・・・。
交通事故などにあった時の事を考えると、この新型モデルは
少し頼りなく感じてしまいました。
剛性感を感じない理由は・・・
この今回新発売されるこの新型イグニス(IGNIS)で剛性感を感じない理由は、
軽量化されたボディの影響が多いのかなと感じました。
今回新型イグニス(IGNIS)に使用されているのは、フルモデルチェンジをして
新発売されたプチバン”新型ソリオ(SOLIO)”と全く同じプラットフォームを採用。
そして、新型イグニス(IGNIS)の車体重量はなんと約800kgとなっています。
これはヴィッツやマーチなど1.2リットルサイズのクルマよりも100kg以上も軽い数値。
このように比較すると、この新型モデルがいかに車体重量が軽いのかわかりますよね。
新型イグニス(IGNIS)では、このようにボディを軽量化するために
使用している板金が他のクルマよりも薄いのかなと思ってしまいました。
実際に私が見た感じでは、他のクルマよりも薄くなっていましたし・・・。
この重厚感の無いドアを閉める時の音や剛性感の無い乗り心地は
普通乗用車としては、少し不安を感じてしまいました。
不満2:新型イグニスのガソリンタンク容量
また、新型イグニス(IGNIS)を実際に見て、また、頂いたカタログを見て
気になったのは、ガソリンタンク容量。
カタログに記載されているこの新型モデルのガソリンタンク容量は、
このようになっています。
■新型イグニスのガソリンタンク容量
2WD:32リットル
4WD:30リットル
ちなみに、新型イグニス(IGNIS)に近いカテゴリーのガソリンタンク容量は、
このようになっています。
■競合車・ライバル車のガソリンタンク容量
トヨタ パッソ :40リットル
トヨタ ヴィッツ:42リットル
ニッサン マーチ:41リットル
スズキ スイフト:42リットル
今回発売される新型イグニス(IGNIS)以外はすべて40リットル台。。。
個人的にはまさかパッソよりもガソリンタンク容量が小さいとは・・・
と、思ってしまいました。
新型イグニス(IGNIS)はマイルドハイブリッドシステムを搭載しており、
燃費は比較的良いクルマですが、ガソリンタンク容量が小さいと
給油に行く回数が増えて面倒なんですよね。
これも燃費を重視した結果だと思いますが、軽自動車なみの
ガソリンタンク容量は、ちょっと不満が残りました。
新型イグニス(IGNIS)は使い勝手が良い小型クロスオーバーという事で
個人的にはかなり期待しているクルマです。
しかし、軽自動車のような薄いボディの板金やガソリンタンク容量は
少し不満に感じてしまいました。
特にボディ剛性はクルマの安全面にも関わります。
もし新型イグニス(IGNIS)の購入を考えている方は、ディーラーさんに
ご質問するなどしっかりと確認した方が良いのかなと思いました。