座り心地が良いのはどっち？パッソとキャストのシートを比較

更新日：2021.01.27

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3代目となる新型パッソ(PASSO)から2016年4月に新発売されましたね。

今回新発売された新型パッソ(PASSO)はダイハツが開発したためか、
外装･内装の雰囲気は軽自動車のキャストスタイル(Cast Style)にソックリ･･･。

そんな新型パッソとキャストですが、シートのデザイン･座り心地は
まったく違うように感じました。

この2台のクルマではどちらの方が座り心地が良いのか？
実際にこの2台のクルマのシートのデザインや座り心地を比較してみました。

※2016年5月2日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み･疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想･乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter: 新型パッソとキャストシート比較：見た目＆デザイン性; キャストのシートは明るいデザインを採用; 新型パッソとキャストシート比較：座り心地; 後部座席の座り心地も異なる

パッソの中古車一覧

トヨタパッソ 1.0 プラスハナ Gパッケージ後期ナビTV Bカメラ Sキー禁煙車

本体価格

53.4万円
支払総額

62.8万円

年式：2014年
走行距離：4万km
車検：車検整備付
なし

トヨタパッソ 1.0 モーダ S 低走行、内外装キレイなおクルマです。

本体価格

77万円
支払総額

86万円

年式：2017年
走行距離：4.6万km
車検：R.6年12月
なし

トヨタパッソ 1.0 X 車検・ETC・ナビ・1年保証付き☆禁煙車

本体価格

30万円
支払総額

35万円

年式：2010年
走行距離：7.4万km
車検：R.7年09月
なし

トヨタパッソ X クツロギ ETC 純正ナビ

本体価格

19万円
支払総額

29万円

年式：2012年
走行距離：6万km
車検：車検整備付
なし

トヨタパッソ 1.0 プラスハナ ETC CD キーレス電動格納ミラー

本体価格

29万円
支払総額

39万円

年式：2010年
走行距離：5.7万km
車検：検なし
なし

トヨタパッソの中古車一覧を見る

新型パッソとキャストシート比較：見た目＆デザイン性

今回新発売された新型パッソ(PASSO)のシートは、このようになっています。

このように今回新しく設定されたモーダのシートはダークグレーを基調に、
マゼンダをアクセントカラーに採用。アクセントカラーのマゼンダが
オシャレで良いですよね。

また、シート素材も肌触りがソフトなスエード調のトリコットを採用。

シート全面がファブリック素材なので高級感･上質感という点ではそれ程
良いとは言えませんが、このクラスのクルマとしては十分に満足できるレベルに
なっているなと思いました。

キャストのシートは明るいデザインを採用

一方、こちらはダイハツの軽自動車キャストスタイル(CAST STYLE)のシート。

トヨタから発売された新型パッソと異なり、このダイハツキャストの
シートはベージュ調の明るいデザインを採用。

室内の雰囲気が全く違いますよね。
また、新型パッソ(PASSO)とキャスト(CAST)では、シートの素材も
違うように感じました。

ダイハツから発売されたキャスト(CAST)のシートでは、ジャージのような素材を採用。
そのため新型パッソ(PASSO)とは若干肌触りが異なりました。

この肌触りの違いもこの2台の違いの一つなのかなと思いました。

新型パッソとキャストシート比較：座り心地

また、この新型パッソ(PASSO)とキャストではともにフロントシートは
ソファーシートを採用していますが、座り心地もまったく違っていました。

結論から申しますと座り心地が良かったのは、今回フルモデルチェンジをして
新発売された新型パッソ(PASSO)の方。

柔らかめのクッションを採用しているのは、この2台のクルマ共通。
しかし、今回新しく発売されたモーダ(MODA)の方が背もたれや座面の
サイドサポートがしっかりとしおり、腰を掛けてみるとフィットする感じ･･･。

このクルマを試乗した際にディーラーさんに教えて貰ったのですが、
どうやら今回新発売あれた新型パッソ(PASSO)では、シートのフレームや
クッションまで一からデザインし直したようですね。

このシートデザインの見直しのおかげもあり、サイドサポートは
ソファーシートのクルマとは思えないほどシッカリ！カーブを曲がっても
このサイドサポートがしっかりと支えてくれる乗り心地は好印象でした。

また、シートのサイズが大きだったのも好印象。
身長が175cmある私が座ってもかなり余裕のあるサイズ。この窮屈さを
感じさせないモーダ(MODA)のシートサイズもとても良いと思いました。

後部座席の座り心地も異なる

また、この2台のクルマでは後部座席の座り心地も異なります。

新型パッソ･キャストともにフラットな座面･背もたれをしているのは、まったく同じ。
しかしこの2台のクルマは座面の厚みが異なるため、快適性が全く異なりました。

そして、後部座席の座り心地が良いのも新型パッソ(PASSO)の方。

この新型パッソの後部座席の座り心地で特にとても良いと思ったのは、
足元まわりの工夫。

今回フルモデルチェンジをしたこのモーダ(MODA)の後部座席の座面を
横から見るとこのような感じで、かなり大きめ。

座面に厚みがあるのが、わかりますよね。
このクルマの後部座席に座ると、肌触りの良いトリコット素材がふくらはぎの
あたりまでシッカリとカバーしてくれる感じ･･･。

なので後部座席に座っている時の足がとってもラク。

この肌触りの良いシートカバーが足元をしっかりとカバーしてくれる
座り心地は、キャストでは味わえない新型パッソのメリットの一つだと思いました。

見た目がソックリな新型パッソ(PASSO)とキャスト(CAST)のシートですが、
座り心地はまったく違いました。

キャストも軽自動車としては、座り心地･デザイン性は良い方だと思います。
ただ新型パッソ(PASSO)と比べると、座り心地はワンランク落ちるように感じました。

今回フルモデルチェンジをした新型パッソ(PASSO)は、シートのデザインを一から
見直したおかげでかなり質の高いデザイン･座り心地になっています。

もしこれからこのクルマを試乗する際は、このシートの座り心地も
しっかりと確認してみてくださいね。