3代目となる新型パッソ(PASSO)がフルモデルチェンジをして
新発売されましたね。
先日私もこの新しくなった新型パッソ(PASSO)を試乗してきたのですが、
視界性・小回り性能がとっても良く運転がしやすいクルマになっているように
感じました。
>>> 新型パッソは運転が苦手な女性にもピッタリ!その2つの理由を紹介
ただ、ボディサイズも小さくとても運転がしやすい印象を持った
新型パッソ(PASSO)ですが、試乗をしていて気になったのがハンドル。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)は、ハンドルの操舵性やグリップ感が
あまり良くないように感じました。
私が実際にこのクルマのハンドルを握って気になった事・欠点に感じた事を
正直にお話したいと思います。
新型パッソのハンドルの欠点1:グリップ感
今回新発売された新型パッソ(PASSO)のハンドル(ステアリングホール)は、
このようなデザインになっています。
今回私が見たのは新型パッソ(PASSO)の上級モデル”モーダ(MODA)”だったので、
本革巻きのハンドル(ステアリングホイール)を採用。
ただ、見た目はステッチも装備されており本革らしさはあるのですが、
握るとなぜかシックリしません。
通常本革巻きハンドルは手にしっくりとフィットし、運転中の
グリップ感が良いのが特徴ですよね。しかし今回新発売された
新型パッソ(PASSO)のハンドルは、手のフィット感がイマイチ・・・。
このクルマを試乗している最中、すべる感じが何度かしました。
この本革っぽくないハンドルの握り心地・グリップ感は少々残念でした。
新型パッソのハンドルはサイズも細め
また、新型パッソ(PASSO)ハンドルで気になったのはサイズ。
新型パッソ(PASSO)のハンドルの大きさ(直径)はこのクラスのクルマとしては
標準的なサイズだと思ったのですが、個人的に少し気になったのは細さ。
このクルマの本革巻きにも関わらず、かなり細め。
この事もハンドルのグリップ感の悪さに影響をしているのかなと思いました。
ただ、このコンパクトカーの新型パッソ(PASSO)は男性よりも女性に人気のクルマ。
なので、女性の手のサイズにハンドルの太さを合わせたのかもしれませんよね。
そこで、私の妻にも試しにハンドルの太さを確認してもらったのですが、
妻も「ハンドルが細くて握り心地が悪かった~」とイマイチの評価・・・。
この本革巻きと思えないハンドルの細さも新型パッソ(PASSO)のデメリット・
欠点の一つなのかなと思いました。
新型パッソのハンドルの欠点2:操作性
また、新型パッソ(PASSO)のハンドルでサイズや握り心地以上に
気になったのは、操作性。
今回新発売した新型パッソ(PASSO)を試乗をした時にとても気になったのですが、
ハンドルがとっても軽い。最近の軽自動車やコンパクトカーを中心にハンドルが
軽いクルマが増えてきていますが、今回新発売された新型パッソ(PASSO)は特に軽い。
カーブをする時など軽くハンドルを切ってもまったく手応えを感じませんでした。
最初ハンドルが軽すぎて「これって故障じゃないの!?」と不安になったくらい・・。
そのくらいハンドルは軽いです。
また、ハンドルが軽すぎてタイヤと連結している手応えを感じないので、
カーブを曲がる時などどれくらい切ったらよいのか最初不安に感じました。
また、ハンドルの遊びもそれ程多くないので、軽く切るだけでクルマが
曲がっちゃうので、安定性もイマイチ・・・。新型パッソ(PASSO)を試乗した時、
最初このハンドルの軽さに慣れなくて、最初クルマがフラフラとしてしまいました。
個人的にはもう少し反動のある重さのあるハンドルが好みだったので、
試乗をして少し気になりました。
この手応えを全く感じないハンドルの軽さもこのクルマの欠点・デメリットの
一つかなと思いました。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)のハンドルは、グリップ感も操舵性も
あまり良くないように感じました。
ハンドル・ステアリングホイールだけなら、新型パッソ(PASSO)よりも
軽自動車のダイハツ キャストやホンダのNワン(N-ONE)の方が圧倒的に
良いように感じました。
このハンドルの握り心地や操舵感は好き嫌いがハッキリと分かれると思います。
もしこれから新型パッソ(PASSO)を試乗される方は、
ハンドルの握り心地や軽さなどもしっかりと確認してみてくださいね。