スズキから1.2リットルサイズの小型SUV新型イグニス(IGNIS)が
新発売されましたが、売れ行きは好調のようですね。
今回新発売された新型イグニス(IGNIS)はオンリーワンのユニークな
クルマとなっており、同じカテゴリーに直接的なライバル車・競合車は
存在しません。
なので、もう一回り大きい新型エスクードや軽SUVのハスラーや
ダイハツから発売されているキャスト アクティバと比較する人も大勢いるそうです。
そんな新型イグニス(IGNIS)と競合車の一つでもあるキャスト アクティバの
ラゲッジサイズの違いが気になったので、実際に確認してみました。
ラゲッジ比較1:後部座席使用時
今回新発売された新型イグニス(IGNIS)の荷室・ラゲッジスペースは、
このようなデザインになっています。
そして、後部座席をしようした状態での新型イグニス(IGNIS)の
荷室・ラゲッジスペースのサイズは、このようになっています。
■イグニスのラゲッジサイズ
荷室長:430~595mm
荷室幅:1,160mm
荷室高:725mm
一方、ダイハツから発売された軽SUVキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の
荷室・ラゲッジスペースはこのようになっています。
■キャスト アクティバのラゲッジサイズ
荷室長:330~570mm
荷室幅:890mm
荷室高:790mm
荷室幅の違いが明らか
この2台のクルマのラゲッジスペースを比べてみて
まず気になったのは、荷室幅の違い。
横幅に制限の無い新型イグニス(IGNIS)の方が荷室幅は250mm以上も
広くなっています。
この違いは実際の荷室・ラゲッジスペースをみれば明らか。
こちらが新型イグニス(IGNIS)の荷室・ラゲッジスペース。
そして、こちらがキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)のラゲッジスペース。
横幅の違いは明らかですよね。
特に開口部の下の部分の幅が違うように感じました。
また、新型イグニス(IGNIS)の方が荷物の積載量が多いように感じました。
後部座席を一番後ろにした時のラゲッジの奥行きも異なる
また、新型イグニス(IGNIS)とキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の
ラゲッジサイズを見て、気になった数値が、後部座席を一番後ろにした時の荷室長(奥行き)。
ダイハツの軽SUVの新型イグニス(IGNIS)はスライド幅が大きいため、
後部座席を一番前にした時の荷室・ラゲッジの奥行きはそれ程違いがありません。
しかし、後部座席を一番後ろにスライドした時のラゲッジの奥行きは、
全く異なります。その差は100mm。
実際に見てみると、この奥行きの差はかなり大きいです。
■新型イグニスの奥行き
■キャストアクティバの奥行き
たかが100mmですが奥行きが全く違いますよね。
後部座席の足元もある程度ゆとりもとりながら、荷室・ラゲッジスペースも
確保したいとなると新型イグニス(IGNIS)の方が良いのかなと思いました。
ラゲッジ比較2:後部座席格納時
また、新型イグニス(IGNIS)とキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)では、
後部座を格納した時の荷室・ラゲッジサイズも異なります。
それぞれのクルマの後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジのサイズは、
このようになっています。
■後部座席格納時のラゲッジサイズ
新型イグニス :1,230mm
キャストアクティバ:1,300mm
意外な事に後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジスペースは、
普通乗用車の新型イグニス(IGNIS)よりもキャスト アクティバの方が
70mm広いことに・・・。
この2台のクルマの後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジスペースを
実際に見比べた感じではほぼ同じなのかなと思っていたので、
キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が広くなっているのは意外でした。
ちなみに、こちらが新型イグニスのラゲッジの様子。
そして、こちらがキャストアクティバの荷室・ラゲッジの様子。
数値上ではキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が後部座席を格納した時の
若干荷室・ラゲッジは広くなっていましたが、もともとこのようにした時の
荷室アレンジは両方とも広いので、それ程違いは感じませんでした。
また、このように両車とも後部座席を倒すとラゲッジはほぼフラットに
なるので使い勝手は良いように感じました。
このように新型イグニス(IGNIS)とキャスト アクティバの
荷室・ラゲッジサイズは異なります。
また、実際にそれぞれのクルマの荷室・ラゲッジスペースを見比べると
広さや使い勝手など数値以上の違いを感じます。
もしそれぞれのクルマを見る際は荷室まで隅々と確認してみてくださいね。